成田凌らが後悔と夢の分岐点で揺れる　『あなたに聴かせたい歌があるんだ』予告公開

　成田凌主演のHuluオリジナルドラマ『あなたに聴かせたい歌があるんだ』のデジタルポスターと予告映像が公開された。

　本作は、デビュー作『ボクたちはみんな大人になれなかった』（新潮社）がベストセラーとなり、映像化もされた小説家・燃え殻が映像化のために書き下ろした作品で、燃え殻が高校時代に体験した出来事をもとに展開。登場する同級生男女5人の若者が人生の岐路を迎え、理想と現実に葛藤する日々を描く。

　監督を務めるのは、『東京喰種トーキョーグール』『サヨナラまでの30分』の萩原健太郎。原作協力や共同脚本も担当した。また、本作のキーとなる劇中歌には、2000年に発表されたキリンジの楽曲「エイリアンズ」が使用されている。

　公開されたデジタルポスターは、「その後悔は、ぼくたちが未来をはじめる合図だった」というキャッチコピーとともに、人生の分岐点に立たされた成田、伊藤沙莉、藤原季節、上杉柊平、前田敦子、田中麗奈の6人の物憂げな表情が、さかさまの都会の夕暮れの中に浮き彫りに描かれている。

【動画】成田凌主演Huluオリジナルドラマ『あなたに聴かせたい歌があるんだ』本予告

　予告映像は、成田演じる荻野の「あの日、あの教室で、僕らの人生は何かが変わっていたのかもしれない」というモノローグとともに、高校の教室にいる制服姿の彼らと赤い下着姿のエロ本を破る女教師（田中麗奈）のセンセーショナルなシーンから始まる。あの時、先生が訴えかけた「27歳」という呪いのような意味深い言葉、そして次々に映し出される27歳になった彼らが経験する現実、そして、「夢を諦めるのは、夢を諦めないより勇気がいった」という片桐の言葉をキーワードに展開。彼らはどんな10年を過ごし、何を選択してこれから生きていこうとするのか。各話ごとにフォーカスされる彼らの人生の一端が映し出されている。

（リアルサウンド編集部）