天才・西川龍馬の“確信弾”に解説者も驚き…松中氏「マネできない打ち方」

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2022年04月21日 06:50  ベースボールキング

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広島・西川龍馬 (C) Kyodo news
◆ 「投手は投げる球がない」

 広島は巨人に逆転負けを喫して3連敗。

 先発した床田寛樹は中盤まで力投を見せたが、8回に後を受けた島内颯太郎がグレゴリー・ポランコに痛恨の逆転打を浴びた。




 試合を優位に進めていたのは広島だった。

 0−0で迎えた5回表、二死ながら二塁とチャンスを作ると、打席には1番に定着している西川龍馬。1ボール・1ストライクから巨人先発のC.C.メルセデスは内角を厳しく突く速球を投じたが、これを迷いなく振り抜くと打った瞬間にスタンドインを確信。完璧な一撃で2点をもたらした。

 この天才的な打撃について、20日放送の『プロ野球ニュース』に出演した松中信彦氏は「完璧なバッティング」と手放しで賞賛。そのスゴさを技術的に解説した。



 平成唯一の三冠王として知られる伝説のスラッガーは「左対左はあのインコースが一番打ちづらいところ。あれを完璧に打ち返されたら、投手としては投げるコースがないという感じでしょう」とコメント。

 続けて「どうしてもインコースを早く、強く打とうとすると左肩が早く出てきてしまうものなんですが、そうすると詰まってしまう。そこを上手く抑えてバットを内側から出しているので、こういった完璧なバッティングになる」と技術的な面をくわしく解説。「この打ち方ができると芯でとらえてもファウルにならない。なかなかマネできない打ち方ですよ」と、その技術の高さを称えた。

 同じく番組に出演した齊藤明雄氏も「バランスを崩そうにも崩せないですね。あれより厳しく行くと当たってしまうし、甘く入れば本塁打を打たれてしまう。本当に投げる球がないですよね」と、投手目線から“お手上げ”のコメント。好調な打線を牽引する鯉のリードオフマンから、今後も目が離せない。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』




【動画】打った瞬間に確信!西川龍馬の先制2ラン

打った瞬間に確信👏

華麗なるバット投げ😎#西川龍馬 が先制2ランホームラン🚀

⚾#プロ野球(2022/4/20)
🆚巨人×広島
📱Live on #DAZN#carp #広島東洋カープ #NPB pic.twitter.com/QJRvS8nJOE— DAZN Japan (@DAZN_JPN) April 20, 2022

このニュースに関するつぶやき

  • あのコースと高さはなかなか打つのは難しいし,松中でもインローは得意だったけど,インハイは一番苦手だったかもしれない
    • イイネ!1
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