解説陣が阪神・大山の“迷い”を指摘 松中信彦氏は原点回帰のアドバイス

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2022年04月21日 07:34  ベースボールキング

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6回、ニゴロ併殺に倒れた阪神・大山
◆「来た球全てに反応してしまっている」

 阪神は敵地でDeNAにサヨナラ負けを喫し3連敗。球団史上最速で借金が「15」となった。

 前カードは甲子園で巨人に連勝し、復調の兆しが見えたかと思われたが、矢野監督就任から3シーズンで20勝12敗と得意にしていた横浜で、まさかの2連敗。20日は相手を上回る7安打を放ちながら、延長戦を含む10イニング無得点に終わった。

 20日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、「4番」に座っている大山悠輔の打撃が話題になり、野球解説者の齊藤明雄さんと松中信彦さんが持論を展開した。

 この日の大山は1回二死三塁の好機で第1打席を迎えるも、東克樹のチェンジアップに泳がされ三ゴロ凡退。4回の第2打席は遊ゴロに倒れ、6回一死一塁の第3打席ではカウント0−1から2球目のストレートを捕らえきれずニゴロ併殺。9回先頭の第4打席は三嶋一輝のストレートにつまらされ右飛に打ち取られた。

 齊藤さんはストレートに差し込まれ、変化球を打たされるような打撃内容が続いた大山について、「ちゃんと打席で狙い球を絞れていないのかな。4番で1ストライクとられて1発狙って良いところで右打ち。わざわざ右打ちする必要あるのかなと思います。追い込まれたら仕方ないですよ。追い込まれるまでは初球のチェンジアップをあれだけ振るなら、2球目のストレートも4番らしくどかっと構えて振ってほしかった」と、打撃内容の物足りなさを指摘した。

 また、松中さんは打席内での様子から「何でも打とうとしているように見えます」と心理状態を推察し、「4番なので『このコース・この球種』と絞ってフルスイングすれば良いんですけど、来た球全てに反応してしまっているのでこういう形になってしまうのかなと。4番なので真っ直ぐ一本なら真っ直ぐをしっかりフルスイングできるという形を、まずは求めていったほうが良いと思いますね」と“原点回帰”ともとれるアドバイスを送った。

 阪神は14日の中日戦から佐藤輝明が2番に入るラインナップを続けているが、4番に入っている大山はこの6試合で打率.143、0本塁打、2打点と低迷。打率を「.271」から「.250」に落としている。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

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