鈴木誠也、球団新のデビュー12試合連続出塁　出塁率＆OPSは依然リーグ1位

● カブス 2 − 8 レイズ ○
＜現地時間4月20日　リグリー・フィールド＞

　カブスの鈴木誠也選手（27）が20日（日本時間21日）、本拠地で行われたレイズ戦に「2番・右翼」で先発出場。5回の第3打席に四球を選び、球団新記録となるデビューから12試合連続出塁を記録した。

　無死一塁だった初回の第1打席は空振り三振。イニング先頭だった3回の第2打席は、フルカウント後の真ん中カットボールにバットが出ず見逃し三振に倒れた。再びイニング先頭だった5回の第3打席は、カウント3−1後の高め直球を見送り四球。これで開幕から12試合連続出塁をマークした。

　雨足が強くなる中、6回の守備には就かず途中交代。試合はレイズが8−2とリードしていた6回表終了後に雨天中断に入り、そのままコールドゲームが成立した。

　鈴木は2打数無安打2三振で打率は.387。それでも四球で12試合連続出塁を記録し、出塁率.565とOPS 1.404は依然リーグ1位だ。

　球団発表によると、デビューからの12試合連続出塁は1958年のトニー・テイラー、1902年のアート・ウイリアムズの11試合連続を抜き球団新記録。2007年にデビルレイズ（現レイズ）の岩村明憲がマークした日本人最長記録にも並んだ。