3安打完封負けのヤクルト 高津監督「なかなかランナーにもならなかった」

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2022年04月22日 21:50  ベースボールキング

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ヤクルト 高津臣吾監督
● ヤクルト 0 − 6 阪神 ○
<4回戦・神宮>

 ヤクルトはホームに阪神を迎えた3連戦のカード初戦で完封負け。青柳晃洋を最後まで攻略できなかった。

 先発の高梨裕稔は初回、二死二塁から4番の大山に甘く入ったフォークを左中間スタンドへ運ばれ2点を献上。その後はランナーを出しながら粘りの投球を見せたものの、「初回のホームランがすべてだと思います。悔いの残る一球です」と、結果的にチームに流れを呼び込むことができなかった。

 2番手で登板した新外国人投手・コールは初登板で1回3安打4失点と崩れた。7回、先頭の近本に四球を許すと、犠打を決められて一死二塁。ここで3番・佐藤輝にセンターへの適時二塁打で3点目を失うと、なお二死一・三塁のピンチで6番のロハス・ジュニアにレフトポール直撃の3ランを浴びてしまう。

 打線は阪神先発の青柳の前に内野ゴロの山を築き、高津臣吾監督は「なかなかランナーにもならなかった。チャンスらしいチャンスもなかった」と振り返った。青柳対策で塩見泰隆、オスナをスタメンから外し、5番から宮本丈・長岡秀樹・山崎晃大朗と左打者を並べたが得点を挙げられず、3安打完封負け。

 チームは2連敗で5割に逆戻りとなったが、明るい材料もある。この日は昼間のファームの試合で中村悠平が実戦復帰。代打で登場して二塁打を放った。

 高津監督は「今日は1打席だけでしたけど、どんどん試合に出られるような状態で、万全の状態に早く戻してほしいなと思います」と、正捕手の一軍復帰を願っていた。


取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)

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  • 負けた時ニュースでヤクルト 勝った時記事が無い阪神 戻ったな
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