重盗を決めた巨人、決められた中日 谷繁氏「1年通して、ここの凌ぎ合いが面白い」

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2022年04月23日 08:10  ベースボールキング

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4回巨人二死一、三塁、打者香月のとき、三走・丸が重盗で勝ち越しの生還。捕手木下 (C) Kyodo News
● 中日 2 − 7 巨人 ○
<4回戦・バンテリンドームナゴヤ>

 22日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 中日−巨人戦』で解説を務めた谷繁元信氏が、1−1の4回に巨人が重盗で得点し、中日が失点した場面について言及した。

 1−1の4回二死一、三塁から中日の柳裕也が投じた初球、一塁走者のウォーカーがスタートをきると、捕手の木下拓哉が二塁へ送球。少し遅れてスタートを切っていた三塁走者の丸は、これを見てホームインした。

 この重盗に谷繁氏は「一、三塁からの重盗はドラゴンズ側からしたら、2アウト一、三塁じゃないですか、ちょっとだけサードを見て、一塁ランナーをアウトを取りにいったんですね。ジャイアンツ側はそれをやってくるだろうというダブルスチールですよ」と解説。

 谷繁氏は「両チームともこのサインは、これが今回初めてだと思うんですね。これがこれから先、今年1年間通して、ここのしのぎあいが面白いんですよ」と続けた。

 その理由について谷繁氏は「今度はドラゴンズが一、三塁で一塁ランナー走られて、ピッチャーカット、ノースローにすると、ジャイアンツからするとしめしめなんですよ。今日やったことによって、常に二塁三塁を作れる状況を今日やったということになる。逆にドラゴンズ側が今回やられたけど、サードランナーをホームに還してもいいから一塁ランナーを刺しにいったら、今度しのぎあいは振り出しに戻る。だからこれは、面白いんですよ」と説明した。

 「今日だけのプレーじゃなくて、お互い1年間続いていく。そういう場面がきたときにどっちを使うか、だから面白いんですよ」と話していた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

このニュースに関するつぶやき

  • >サードランナーをホームに還してもいい 同点でそれはないよ。結果的に決勝点になったし。立浪を苦言を呈していた。三塁をチラ見してから二塁に投げればいいだけ。
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