日本ハム・上沢が3回7失点ノックアウト　鷹打線に捕まり今季初勝利ならず

日本ハム − ソフトバンク
＜5回戦・札幌ドーム＞

　日本ハムの上沢直之投手は23日、ホームでのソフトバンク戦に先発したが、3回7安打7失点で降板。今季初勝利はまたしても持ち越しとなった。

　初回こそ無失点で切り抜けたが、1点リードの2回、イニング先頭の5番・上林に四球で出塁を許すと、8番・今宮に適時打を許し、さらに二死一・三塁の場面で対峙した1番・三森には甘く入った初球のカットボールを右翼ポール際に放り込まれた。

　さらに2−4の2点ビハインドで迎えた3回は、中村晃、グラシアルに連打を浴び、無死一・二塁から上林に今季初ホームランとなる3ランを被弾。2イニング連続で得点直後に3ランを被弾する苦しい等級となった。

　前回登板から中5日で臨んだこの試合は、3回（72球）を投げ、2本塁打を含む7安打3四球7失点の内容で降板。

　3回ノックアウトは2018年9月8日・楽天戦（楽天生命パーク）で3回9失点で黒星を喫して以来、自身4シーズンぶりとなった。

　今季の上沢はホーム開幕戦での今季初登板から中6日、中4日、中6日、中5日と間隔を調整しながら登板してきたが、これで5戦未勝利。防御率は「2.16」から「4.18」に悪化した。