ヤクルト・石川が21年連続勝利で通算178勝目「青木おじさん&石川じいさん」活躍労う

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2022年04月23日 21:14  ベースボールキング

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ベースボールキング

今季初勝利を掴んだヤクルト・石川雅規
○ ヤクルト 1 − 0 阪神 ●
<5回戦・神宮>

 ヤクルトの石川雅規投手(42)が6回3安打無失点の好投で今季初勝利。史上3人目となるプロ入りから21年連続勝利を果たし、通算178勝目を手にした。

 初回一死から連打を浴びて満塁のピンチを招いたが、ロハス・ジュニアを捕邪飛、小野寺暖を見逃し三振に仕留め、30球かけて立ち上がりのピンチを脱出。

 すると、2回からは前後左右に緩急自在の投球で阪神打線を翻弄し、3回には2番・青木宣親が今季初ホームランとなる1号ソロを放ち先制。

 援護点はわずか1点のみだったが、背番号19は4回、5回と走者を背負いながらも併殺で3人斬り。5イニング連続で打者3人で片付ける上々の内容で、終わってみれば6イニング・92球を投げ3安打、2四死球、6三振で無失点の快投だった。

 7回以降は梅野雄吾、田口麗斗、スコット・マクガフと繋ぎ、今季3度目の完封リレーでシャットアウト。好投した大ベテランに待望の今季初白星がもたらされた。

 試合後のヒーローインタビューでは、待望の今季初ホームランを放った青木が「めちゃめちゃ嬉しいでーす!」と満面の笑みで絶叫。「ロッカーが隣でなかなか勝てない元気のない石川さんを見ていたので、本当に今日は良かったです。石川じいさんのために頑張りました」と、ともにチームを支えてきた42歳の今季初勝利を喜んだ。

 対する石川も“じいさん”呼びに答えるように「青木おじさんが打ってくれたので勇気をもらえました」と40歳のチーム最年長野手による援護に感謝。「(内山)壮真が良いリードをしてくれた。バックもナイスプレーで守り立ててくれたので最高のゲームができました」と、“23歳差バッテリー”を組んだ若き女房役ら、チームメートへの感謝を続けた。

 投打のヒーロー2人あわせて82歳。石川は「まだまだ若い人に負けない気持ちで頑張ります」とさらなる活躍を誓った。

このニュースに関するつぶやき

  • 1997年夏の甲子園大会、秋田商対浜田。石川と和田が投げ合った。2人共まだ現役。感慨深いね。
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