ダルビッシュ、今季2勝目ならず…6回0封の快投も救援陣が8回に追いつかれる

◆ 8回に追いつかれ試合は振り出しに…

　パドレスのダルビッシュ有投手（35）が23日（日本時間24日）、本拠地ペトコ・パークで行われたドジャース戦に先発登板。6回1安打無失点の快投を見せ今季2勝目の権利を持って降板したが、8回にリリーフ陣が追いつかれ今季2勝目はお預けとなった。

　ダルビッシュは初回、一死から2番・フリーマンに四球を与えるも、続くトレー・ターナー、マンシーを連続三振に仕留め無失点スタート。2回は安打と2四球で二死満塁のピンチを招いたが、1番・ベッツをフルカウントからのカットボールで空振り三振に仕留めゼロを並べた。

　序盤は制球にバラつきがあったものの徐々に安定。3回以降は4イニング連続3者凡退とし、2回途中から13打者連続アウトを記録した。

　2点リードの7回から救援陣にマウンドを譲り、今季4試合目は6回90球、1安打無失点、7奪三振3四球の内容。今季初黒星を喫した12日（同13日）のジャイアンツ戦で2回途中9失点と崩れたものの、7回途中1失点で今季初勝利を挙げた17日（同18日）のブレーブス戦に続く快投で、試合前6.28だった防御率は4.43となった。

　パドレスは2点リードで8回を迎えたが、3番手のガルシアが先頭からの連打でピンチを招き、4番手のロジャースがトレー・ターナーに左翼フェンス直撃の2点適時二塁打を浴びた。この時点でダルビッシュの2勝目は消滅。試合は2−2の同点で9回に入った。