西武、拙攻の連続で5割復帰ならず…ドラ2佐藤が7回途中2失点の力投も3敗目

○ ソフトバンク 3 − 0 西武 ●
＜4回戦・PayPayドーム＞

　西武は8残塁の拙攻が響き今季4度目の完封負け。勝率5割復帰とはならず再び借金2となった。

　西武は2回以降、再三塁上を賑わすもゼロ行進。4回からは3イニング連続で先頭打者が出塁したものの、送りバント失敗や併殺もありソフトバンク先発・石川を打ち崩せなかった。

　8回は四球で出塁した3番・オグレディが、5番・外崎の左翼後方への飛球で憤死。帰塁する際に二塁ベースに再度触れることなく一塁へ戻ったため、ソフトバンク側のアピールにより併殺となった。

　先発登板したドラフト2位・佐藤は、6回まで4安打1失点と好投。しかし7回、先頭の3番・柳田に右前打を許したあと降板し、リリーフした平井が4番・グラシアルに左越え2ランを浴びた。佐藤はプロ入り最長の6回0/3をを投げ、5安打2失点の内容。力投したものの打線の援護なく、自身3連敗（1勝）となった。