レアル・マドリードのFWカアリム・ベンゼマが、ホームで行われるチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグに向けて決意を新たにした。
R・マドリードは26日、チャンピオンズリーグ準決勝のファーストレグでマンチェスター・シティと敵地で対戦し、3−4で敗れた。序盤に2点のリードを許すと、その後は常に先手を許す苦しい試合展開ながら、ベンゼマの2ゴールなどで3点を奪ってセカンドレグに望みをつなげた。
試合後、カリム・ベンゼマは『Movistar Plus』のインタビューに対して、「敗戦は決して良かったとは言えないけれど、最も重要なことは、手を休めることなく最後まで戦い抜いたということ。次はベルナベウでの試合だ。僕らはかつてないほどファンの力を必要とすることになるだろう。勝利という魔法のような何かを成し遂げるつもりだよ」と語り、PSG戦、チェルシー戦と“魔法のような夜”を過ごした本拠地での逆転劇を見据えた。
また、直近のリーグ戦で2度のPKがありながら、いずれもゴール左下を狙ってGKにストップされていたベンゼマだったが、この日もPKを得ると自らペナルティスポットに立ち、GKを嘲笑うかのようなパネンカでゴール中央のネットを揺らした。自身のPKを振り返ったベンゼマは、「PKを獲得したときは常に、“PKを蹴らなければミスをすることはない”と、頭の中で思っている。自分自身を信じているからこそ、蹴ることができるし、良い結果につながるんだ」と主張。これぞエースというメンタリティを見せつけた。