惜しくも1stレグを落としたレアル…アンチェロッティ監督「試合の入り方が非常に悪かった」

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2022年04月27日 11:00  サッカーキング

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マンC戦後にコメントを残した、レアルのアンチェロッティ監督 [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグが26日に行われ、マンチェスター・C(イングランド)とレアル・マドリード(スペイン)が対戦。マンチェスター・Cが4−3で勝利した。

 本拠地『エティハド・スタジアム』でサポーターの声援を受けるマンチェスター・Cは、前半開始早々の2分にボックス内へと走り込んだベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネがヘディングシュートを決めて先制に成功すると、11分にはブラジル代表FWガブリエル・ジェズスが加点。対するレアル・マドリードは、33分にフランス代表FWカリム・ベンゼマが巧みなボレーシュートを決めて1点を返す。後半に入って、先にスコアを動かしたのはマンチェスター・C。53分、ゴール前でフリーとなったイングランド代表MFフィル・フォーデンがヘディングでゴールを奪った。だが、直後の55分にはブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールがゴールネットを揺らし、レアル・マドリードが追いすがる。74分にはマンチェスター・Cがポルトガル代表MFベルナルド・シウバ、82分にはレアル・マドリードがベンゼマのPK弾で得点し、試合は4−3でタイムアップ。マンチェスター・Cがファーストレグで先勝した。

 試合後、レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督がインタビューに対応。その内容を、26日にクラブ公式サイトが伝えた。

 アンチェロッティ監督は「試合の入り方が非常に悪かったと思う。立ち上がりは多くの局地戦で劣勢に立たされ、注意を払えば避けられた失点を2つ喫した」と、前半序盤の戦い方に問題があったことを指摘。一方で「その後に何とかリアクションを示し、セカンドレグに向けて可能性を残すことができた」と、追い上げを見せたチームを評価した。

 セカンドレグでは「守備を改善しなければならない」と語った指揮官は、レアル・マドリードが苦しい状況をひっくり返すことに慣れている点について自信をのぞかせた。

「我々は非常に経験豊富で、厳しい状況でも冷静さを保つことができる。選手たちはこのような試合を何度も経験しているし、決して屈することなく、常に気を引き締めているよ」

 アンチェロッティ監督は、セカンドレグの展望について「今夜のようなオープンな展開にはなりにくいだろう。違う試合になるはずだ」とコメント。勝敗が決するセカンドレグは、5月4日にレアル・マドリードの本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』で行われる。

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