DeNA・坂本、中5日で先発も「違和感なく迎えられる」

DeNAは、27日の巨人戦に中5日で3年目左腕･坂本裕哉投手が先発する。

今季はここまで3試合に先発するも、白星がない坂本。雨の中で行われた前回の21日・阪神戦(横浜)では4回71球6安打5失点。降板後に味方が逆転し、黒星こそ免れたが、リードの4回、代打･小野寺暖外野手に一時逆転の満塁本塁打を許した。

「あの1球が前回の試合で一番の反省でしたし、ボール球で良かったところ」と坂本が振り返ったように、2ストライクからの3球目、真ん中に甘く入ったストレートを捉えられたものだった。この日の試合前、取材に応じた三浦大輔監督は坂本の前回登板について「勝負所での1球というところをもう少し。意識はしていると思うんですけど、間違ってもいい方向と、間違っては絶対駄目な方向というのがあるんでね」と話すと、「間違ってもいい方向に間違っていれば、まだ次、勝負できたところで。ボールを投げられるカウントでしたから。そのあたりがポイントですよね。全部が全部、狙ったところにいかなくても。そういうところをどう乗り越えるかだと思います」と左腕の修正すべきポイントを挙げた。

2度続けて中5日での登板となるが、「(前回は)球数もそんなに投げなかったので、疲労もないですし、違和感なく迎えられる」という坂本。「丸(佳浩)さん、岡本(和真)さんとあまり相性が良くない。しっかり封じてこっちのペースの試合を作れるように」。中軸との対戦に細心の注意を払いつつ、今季初の巨人戦登板に臨む。

▼ 体調不良で前日26日の巨人戦はベンチ入りしなかった三嶋一輝について三浦監督
「きょうは(試合前に)グラウンドで動いて、状態を確認します」。

(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)