「ゴールデンカムイ展」明日開幕!民具などの実物資料にヒグマの剥製も

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2022年04月27日 15:11  コミックナタリー

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「ゴールデンカムイ展」第1ゾーン「金塊争奪戦の開幕」より。
野田サトル「ゴールデンカムイ」の展覧会「ゴールデンカムイ展」が、明日4月28日から6月26日にかけて東京・東京ドームシティ内のGallery AaMoで開催される。開幕に先がけ本日4月27日にプレス向けの内覧会が行われた。

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120点を超えるイラストや作中に登場した民具などの関連資料を展示する「ゴールデンカムイ展」は、全部で6つのゾーンから構成。第1ゾーンの「金塊争奪戦の開幕」では、杉元一行、土方一派、第七師団のうちの一隊など、金塊争奪戦に参戦した主要キャラクターにスポットを当て、その肖像を写すグラフィックや名シーンの数々を通して彼らの生きた証を辿っていく。杉元の軍帽やアシリパのマキリ、尾形の三八式歩兵銃、鶴見の軍服などのモデルになった実物資料やヒグマの剥製も展示されている。

続く第2ゾーン「24人の刺青囚人」では金塊の在り処を示す暗号の刺青が彫られた24人の囚人たちを、網走監獄をイメージした空間の中で紹介。イラストと紹介文を組み合わせた人相手配書と、劇中の登場シーンの原画がずらりと並べられている。第3ゾーン「命を繋ぐものたち」は、金塊を巡る旅の中で登場した多様な文化を、資料と一緒に紹介するコーナー。北海道アイヌや北海道アイヌの食、樺太や樺太アイヌ、ウイルタ民族などについて学ぶことができる。

第4ゾーン「それぞれの役目」では、「網走決戦」「樺太ゲリラ戦」「札幌大激戦」という作中での大きな3つの戦いを、時系列順に並べられたイラストで追っていく。第5ゾーン「黄金色名画廊」ではこれまでに描かれたカラーイラストから、厳選された50点以上が壁一面にさまざまなサイズでずらりと並べられた。第6ゾーンの詳細は、会場で確認しよう。

「ゴールデンカムイ展」は6月26日まで開催。第300話のイラストや第七師団のイラストがデザインされたアートボード、船賃の代わりに尾形が持ってきた棒鱈がモチーフの「尾形の棒鱈ポーチ」、キャラクターの「若き日」にスポットを当てたコレクション缶バッジ、「シライシスタンプ」など、同展を記念して制作された90点以上のオリジナルグッズも販売される。

なお「ゴールデンカムイ」は、明日4月28日発売の週刊ヤングジャンプ22・23合併号(集英社)で完結。となりのヤングジャンプとヤンジャン!では全話無料公開を4月28日23時59分まで実施しており、最終話も明日10時に配信される。

■ 「ゴールデンカムイ展」
会期:2022年4月28日(木)〜6月26日(日)※会期中無休
時間:11:00〜20:00(最終入館は閉館30分前)
会場:東京都 東京ドームシティ Gallery AaMo

※アシリパのリは小文字が正式表記。

(c)野田サトル/集英社

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