筒香嘉智、6番で2四球選ぶも無安打　守備では適時失策、パイレーツは連敗

● パイレーツ 1 − 3 ブリュワーズ ○
＜現地時間4月27日　PNCパーク＞

　パイレーツの筒香嘉智内野手（30）が27日（日本時間28日）、本拠地でのブリュワーズ戦に「6番・一塁」で先発出場。2四球を選んだものの2打数無安打に終わり、チームは逆転負けで2連敗となった。

　4番で出場した前日の同戦は、3度の得点機で凡退しこの日は打順が6番に下がった筒香。5回まで無安打投球を続けたブリュワーズの先発左腕・アシュビーに対し、2回の第1、5回の第2打席ともに四球を選び出塁した。

　7回の第3打席は救援右腕のボックスバーガーと対戦し一邪飛。2点を追う9回は一死一、二塁の好機でメジャー屈指の救援左腕・ヘイダーと対戦。一発出れば逆転サヨナラの場面だったが、2ボール1ストライクから2球連続で96マイル（約155キロ）超えの速球を空振りし、第4打席は空振り三振に倒れた。この日は2四球を選んだものの2打数無安打1三振。打率は.185、OPSは.503（出塁率.299＋長打率.204）となった。

　一塁の守備では1点リードの7回、無死一、三塁の場面で、正面やや右寄りのゴロを後逸。捕球していれば併殺が狙える打球だったが、逸らした打球は右前へ転がりパイレーツはこの回1−2と逆転を許した。