オーストリアサッカー協会(ÖFB)は29日、ラルフ・ラングニック氏が5月末から同国代表の監督に就任することを発表した。契約期間は2年間。EURO2024の予選を勝ち抜いた場合、さらに2026年のFIFAワールドカップまで延長するオプションが付いている。
現在63歳のラングニック氏が代表監督を務めるのはキャリア初となる。これまでにシャルケ、ホッフェンハイム、ザルツブルク、ライプツィヒなどを指揮。近年はレッドブル・グループやロコモティフ・モスクワでディレクター職も務めてきた。
昨年11月末からは、今シーズン終了までの契約でマンチェスター・Uの暫定監督を務めている。エリック・テン・ハフ新監督が就任する来シーズンからは、2年間クラブのコンサルタントを務めることもすでに決まっているが、オーストリア代表監督就任による影響はないという。ラングニック氏はクラブ公式サイトを通じて、「今季終了後からオーストリア代表監督に就任しますが、マンチェスター・Uのコンサルタントは継続します」とコメントしている。
また、ラングニック氏は「代表監督を引き受けることになり、光栄に思っています。特に、ドイツで開催されるEURO2024に、成功に貪欲な若いチームと一緒に出場できることを楽しみにしています」と意気込みを示している。
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