プレミアリーグ第35節が30日に行われ、ニューカッスルとリヴァプールが対戦した。
前節終了時点でニューカッスルは4連勝中の9位。一方のリヴァプールは、前節エヴァートンとの“マージーサイド・ダービー”に2−0で勝利。14試合無敗で現在2位に位置し、勝利して首位マンチェスター・シティにプレッシャーをかけたいところ。
最初のチャンスはリヴァプール。左サイドからのフリーキックが跳ね返されたところを、FWディオゴ・ジョッタが左足で狙うが、枠の外に外れる。7分にも、MFナビ・ケイタが際どいミドルシュートを放った。
19分、リヴァプールが先制。MFジェームズ・ミルナーがボールを奪うと右サイドへ展開。ケイタがジョッタとのワンツーで崩し、冷静に左足で流し込んだ。ニューカッスルはDFファビアン・シェアに対するミルナーのファールを主張するも、アンドレ・マリナー主審はファール無しと判断。得点の判定は変わらず。
38分にはニューカッスルにチャンス。MFブルーノ・ギマランイスのスルーパスに抜け出したFWミゲル・アルミロンが相手GKアリソンをかわしてゴールネットを揺らす。しかし、これはオフサイドの判定で同点弾とはならず。
41分にはリヴァプール。MFジョーダン・ヘンダーソンが右サイドからクロスを供給し、最後はジョッタが合わせるも、相手GKマーティン・ドゥブラフカのファインセーブに遭い、追加点はならず。
前半はこのまま終了。リヴァプールが1点リードで折り返す。
68分、ミルナーのコーナーキックからDFフィルジル・ファン・ダイクが合わせるも、力無くGKドゥブラフカにキャッチされる。72分には途中出場のサラーが左足で狙うも、同様にGKドゥブラフカがキャッチ。直後のジョッタのシュートも防いだ。
84分には、ケイタのパスからFWルイス・ディアスがドリブルで持ち込み、シュートを放つも、追加点とはならず。
ニューカッスルも87分に、ペナルティーエリア前からB・ギマランイスがシュートを打つが、GKアリソンが難なくキャッチ。
試合はこのまま終了。リヴァプールが3連勝を達成。この後試合が行われるマンチェスター・Cをかわし、暫定首位に浮上した。一方のニューカッスルは5試合ぶりの敗戦となった。
次節、ニューカッスルは8日16:30(日本時間9日0:30)に、アウェイでマンチェスター・Cと対戦する。一方のリヴァプールは7日19:45(日本時間8日3:45)に、ホームでトッテナムと対戦する予定となっている。
【スコア】
ニューカッスル 0−1 リヴァプール
【得点者】
0−1 19分 ナビ・ケイタ(リヴァプール)
【スターティングメンバー】
(ニューカッスル)(4−3−3)
ドゥブラフカ(GK);クラフト(85分→マーフィー)、シェア(61分→ラッセルズ)、バーン、ターゲット;シェルヴェイ、B・ギマランイス、ウィロック(67分→ウッド);アルミロン、ジョエリントン、サン・マクシマン
(リヴァプール)(4−3−3)
アリソン(GK);ゴメス、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン;ヘンダーソン(69分→ファビーニョ)、ミルナー(78分→チアゴ)、ケイタ;マネ(69分→サラー)、L・ディアス、ジョッタ