チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督が、エヴァートン戦を振り返った。2日、クラブの公式サイトがコメントを伝えている。
プレミアリーグ第35節が5月1日に行われ、チェルシーはアウェイでエヴァートンと対戦。チェルシーが主導権を握りながらもスコアレスで前半を折り返すと、47分にセサル・アスピリクエタのミスからリチャーリソンにゴールを許し、最後までジョーダン・ピックフォードが守るゴールを割ることができずに0−1で敗れている。
敗戦を振り返ったトゥヘル監督は「問題は我々のクリーンシートが足りないことだ。我々は大きなミスをせずにプレーすることに苦労していて、それが結果につながらない原因だ」と失点と個人のミスが結果に直結していることを指摘した。
「ここ数試合と同様に無失点を保つのに苦労してしまった。ここ4試合のうちクリーンシートはウェストハム戦の1回だけでそれが唯一の勝利だ。これは非常に不甲斐ない結果だ。私たちはゴールを与えてしまった。このアウェイの雰囲気、状況で起こりうる最悪の事態だ。これは我々の責任だがあまりにも頻繁に起きている。我々は自分たちのできることを大切にしなければならない。今のところ良いプレーをしていても取るべき時に点が取れず、まずまずのプレーをしていても負けてしまう。これは悪い流れだ」
加えてトゥヘル監督はトップ4争いについて触れ、「以前にも言ったことだが、決して安心はできないし、どんな順位にいようと4試合で勝ち点4は物足りない」とも述べている。
なお、今節の結果を受けてチェルシーは3位をキープしているものの、4位アーセナルとの勝ち点差は「3」に縮まっている。次節、チェルシーは7日にホームで8位ウルヴァーハンプトンと対戦する。