クロップ監督、圧巻の後半は「特別だった」…巻き返しを確信した“瞬間”にも言及

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2022年05月04日 09:08  サッカーキング

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クロップ監督がビジャレアルとの激闘を振り返る [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・準決勝セカンドレグが3日に行われ、リヴァプールがビジャレアルを3−2(2戦合計5−2)で破り、決勝進出を決めた。試合後、リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督がコメントを残した。地元メディア『リヴァプール・エコー』が伝えている。

 クロップ監督は対戦相手のビジャレアルに言及。「本当に素晴らしいスタジアムで、ファン・サポーターが作り出す雰囲気は信じられないものだった。ウナイ(・エメリ)がやっていることも本当に凄い」と話しつつ、「我々にとっては非常に難しい時間だったが、最終的には勝利に値したと思う。特別な気分で、本当に誇らしいよ」とチームを称えた。

 試合については、「最初の1分から守りに入ることなく、勝ちにいくことを望んでいた。前半はそう思えないパフォーマンスだったけれども、後半はその姿勢が見られた」という。ビジャレアルに苦しめられながらも、後半は圧巻のプレーを見せたチームについて、次のように続けている。

「前半はビジャレアルに圧倒されてしまったが、後半に我々が発揮したパフォーマンスは本当に特別なものだった。前半のようなことはサッカーにおいて稀に起こり得る。でも、そこから反撃できたことが特別だったんだ」

「後半最初のプレーで、この試合で初めて相手のライン間に侵入してパスを繋いだ時に、逆転できると思ったよ。ファビーニョは前半だと見られなかったような位置取りを見せて、実際に得点も決めた。相手のラインを破っていかなければならなかったが、後半はチーム全体で上手くできていたと思う」

 カラバオ・カップとFAカップで決勝に進出している今季のリヴァプールは、CLでもファイナルの切符を勝ち取り、3つの異なる大会で決勝戦を戦うことに。カラバオ・カップでは優勝カップを掲げたものの、FAカップとCLはこれから決勝戦に臨む。

 クロップ監督は「それぞれの試合で出来る限りの力を発揮し、全ての大会で最終戦まで戦い抜くことになる。けれども、まだほとんどの大会が終わっていない」と話しつつも、「3つのカップ戦で決勝戦に辿り着くのは難しい。他のチームがなかなか成し遂げられないことが証明だ。本当に大変なことだよ」と述べ、勝負強さを示しているチームを褒め称えた。

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