オサスナは9日、同クラブで主将を務めるスペイン人MFオイエル・サンフルホが今シーズン限りで退団することを発表した。
現在35歳のオイエルはオサスナの下部組織出身で2007年12月にトップチームデビュー。2011−12シーズンにはセルタへ期限付き移籍したものの、翌シーズンにオサスナへ復帰した。その後、2部降格や1部昇格を経験するなどオサスナと苦楽を共にしたオイエルは、在籍14シーズンで同クラブ公式戦通算353試合に出場。クラブ歴代6位の公式戦出場数を誇っている。
主将としてチームを牽引し、今シーズンはラ・リーガ22試合に出場しているオイエル。オサスナのルイス・サバルサ会長はオイエルへ感謝の言葉を送っている。
「オイエルはオサスナの歴史の中で最も重要な選手の一人だ。約102年間、歴代6位の公式戦出場数を記録してステージを終えたことが、それを証明している。数字だけでなく、オイエルは常にオサスナの価値観を完璧に表現してきた模範的なキャプテンであることも強調したい」
「彼はピッチの中でも、外でも、強く、努力し、それを成し遂げてきた。私は会長として、またクラブの理事会と従業員の名において、オイエルに深く感謝したい。彼の献身、忠実さ、そして後世の模範となることに感謝したい。オイエルはこれまでも、今も、そしてこれからもオサスナである」
COMUNICADO OFICIAL | Oier no continuará en Osasuna la próxima temporada.#UnCapitánDeLeyenda— C. A. OSASUNA (@CAOsasuna) May 9, 2022