なにわ男子 大橋和也、『俺かわ』の天真爛漫な“あざかわ男子”役が好評 俳優活動からも見えるひたむきな姿

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2022年05月11日 06:11  リアルサウンド

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なにわ男子

 Hey! Say! JUMPの山田涼介主演ドラマ『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』(テレビ朝日系)に、山田演じる丸谷康介の後輩で入社3年目の若き営業マン・一ノ瀬圭役で出演中のなにわ男子 大橋和也。康介を尊敬している元気はつらつの爽やかな青年を好演している。本稿では、同ドラマを通じ俳優としての大橋の魅力に焦点を当て考察してみたい。


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■本編に加え、副音声、スピンオフと“あざかわ男子”として大活躍


 同ドラマ、通称『俺かわ』で大橋の演技に注目が集まっている。山田演じる“あざかわ男子”康介は、自身の最大の武器である“可愛い”に消費期限があることに気がつき、悩みはじめる。対して大橋演じる一之瀬は、天性の明るさと爽やかさで、ポスト康介の立ち位置も狙えそうな役どころ。1話の放送後には、機転を利かせたプレゼンで康介の担当する営業先から指名され、恐縮する姿が可愛いと多くのコメントがSNSに寄せられ盛り上がりを見せた。また2話以降も、康介のピンチにスイーツを頬張りながらのんびり対応する天然な姿や、自宅が水漏れしてしまいびしょ濡れになった際も正直な一之瀬を爽やかにかわいらしく演じる姿が記憶に残っている。


 デビュー以降、バラエティでは「プリン食べすぎておしりプリンプリン!」のキャッチフレーズが広く浸透し、天真爛漫なイメージがジャニーズファン以外の多くの人たちに定着している大橋。今回の役柄は、そんな大橋のイメージと重なる部分も多く、まさしくはまり役といった印象だ。また5月7日に放送された第4話では、一ノ瀬役の大橋と鏑木悟役の迫田孝也による“いちかぶコンビ”のオーディオコメンタリーを副音声として放送し、番組を盛り上げた。SNSでも大きな反響が寄せられていたことから、副音声に“いちかぶコンビ”が再び登場する可能性もあるのではと期待が高まっている。


 さらに、本編とは別に大橋が主演を務めるスピンオフドラマ『僕の可愛いはまだまだ発展途上!?』もTELASAで配信予定。上京した一之瀬が高校時代の恋人と出会うという甘酸っぱいストーリーとなりそうで、こちらも期待が広がる。


■連続ドラマ単独初主演にもチャレンジ


 そしてこの夏、大橋は俳優として大きく活躍の場を広げる。連続ドラマ単独初主演として、7月スタートの『消しゴムをくれた女子を好きになった。』(日本テレビ系)に抜擢。大橋が演じるのは、中学生から社会人まで13年間に渡り同級生のさとみに恋をする、なにかとカッコつけたがりで、厨二病をこじらせてはいるが憎めない可愛い男・福田悠。役を演じるにあたり、本人は中学生役に違和感がないか不安だったそうだが、スタッフは反対に社会人に見えるのか心配していたという微笑ましいエピソードも明かされている(※1)。親友役として出演するキャスト2名はまだ発表されていないが、大橋が「彼らとであれば青春ならではのわちゃわちゃとした楽しさだったり、切なさだったりの空気を生み出せる」と語っていることからも(※2)、一部のファンからは関西ジャニーズからの起用では?と話題になっている。


 同じ相手を13年間思い続けるというラブストーリー展開だけでなく、親友との青春群像劇といった楽しさや切なさが重なり合う物語の中で、大橋が成長していく主人公をどのように演じていくのか楽しみだ。


 大橋は、関西ジャニーズJr.時代から大阪松竹座でジャニーズ伝統の舞台『少年たち』『ANOTHER & Summer Show』などに出演し、演技の経験を積んだ。また、メンバーの藤原丈一郎とダブル主演を務めたミュージカル『リューン〜風の魔法と滅びの剣〜』では定評のある歌唱力とハイトーンボイスを披露し、さらに再演を果たすなどデビュー前から研鑽を積み成長を遂げてきた。


 俳優としての大橋も、バラエティ番組などで見せる度胸の良さや、たとえ失敗したとしても真面目に対応する誠実な姿勢、そして何より精一杯その場を盛り上げようとするサービス精神が根底にあるように思う。自身のキャラクターに合った役柄はもちろんのこと、今後はヒール役など全くイメージと異なる姿も見てみたい。春から夏と2クールに渡って、俳優として進化を遂げる大橋の成長を見守りたい。(北村由起)


※1、2:https://www.ntv.co.jp/keshisuki/


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