ウェストハム、至宝ライスに“8年契約”をオファー？　週給3200万円を提示か

ウェストハムは、イングランド代表MFデクラン・ライスに新契約を用意しているようだ。11日にイギリスメディア『トークスポーツ』が報じた。

　現在23歳のライスは、2013年にチェルシーの下部組織からウェストハムのアカデミーへと移籍。2017年5月にトップチームデビューを飾り、公式戦通算193試合に出場している。

　プレミアリーグでトップクラスの守備的MFとしての地位を確立したライスに対しては、複数のビッグクラブが関心を寄せている。アカデミー時代を過ごしたチェルシーやマンチェスター勢が獲得に名乗りを上げているが、ウェストハムは2024年夏まで契約が残っている同選手を非売品として扱っており、1億5000万ポンド（約241億円）の移籍金を求めている。

　ウェストハムはライスを引き留めるべく、同選手との契約延長を目指している。『トークスポーツ』によると、ウェストハムは今回、週給20万ポンド（約3200万円）の8年契約を提示したようだ。

　ただ、ライスの陣営は、他クラブへ移籍すれば週給30万ポンド〜40万ポンド（約4800万円〜約6400万円）の契約を勝ち取ることも不可能ではないと考えている模様。現時点で、ウェストハムから提示された8年契約にサインする気はないという。