育成出身の中日・上田、プロ初登板は5回3失点 初勝利お預けも上々デビュー

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2022年05月12日 20:13  ベースボールキング

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プロ初登板となった中日先発の上田洸太朗 (C)Kyodo News
◆ 愛知・享栄高出身、7日に支配下登録されたばかり

 育成出身の中日・上田洸太朗投手(19)が12日、ヤクルト戦(神宮)でプロ初登板初先発。初勝利の権利は得られなかったが、5回4安打3失点と上々の一軍デビューを果たした。

 7日に支配下登録されたばかりの2年目左腕。小雨が降り続ける悪天候の中、初回、いきなり1番・塩見、2番・山崎、3番・山田に3連打を浴び2失点を先制された。それでも、4番・村上から初三振を奪うなど後続をピシャリ。3回は二死から連続四球と死球で満塁のピンチを招いたが、6番・オスナを二ゴロに仕留めゼロを刻んだ。

 2回から4回までゼロを並べたが、5回は先頭の塩見に左翼線への二塁打を許し、一死三塁となったあと山田に3失点目となる右犠飛を許した。

 140キロ前後の直球、スライダーとカットボールを軸にした変化球を小気味よく投げ込み、5回82球、4安打3失点、4奪三振3四死球の内容で降板。打線の援護なく勝利投手の権利は得られなかったが、デビュー戦で堂々たる投球を披露した。

 上田は愛知・享栄高から2020年の育成ドラフト2位で中日入り。2年目の今季は二軍戦で5試合(3先発)に投げ、1勝0敗、防御率2.59と好投。5月7日に支配下登録され、背番号は『203』から『67』に変更された。

このニュースに関するつぶやき

  • ストライク先行なのは良かったけど、その後が高めに入って痛打され続けたのは、「堂々たる」とは思えなかったな。「低めに集めるのが持ち味」が出せなかった。
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