インテルのクロアチア代表MFイヴァン・ペリシッチのチェルシー移籍が近づいているようだ。13日、イタリアメディア『メディアセット』が報じている。
同メディアによると、ペリシッチはインテルとの現行契約が今夏までとなっており、同クラブは延長を希望。しかしながら、ペリシッチは2年契約で年間600万ユーロ(約8億円)の年俸を要求し、交渉が暗礁に乗り上げていたと伝えられている。
また、同選手を巡ってはユヴェントスも調査に乗り出していた。だが、ペリシッチ陣営はすでにチェルシーと大筋で合意し、詳細な条件とメディカルチェックを残すのみであるとも併せて報じられている。
現在33歳のペリシッチは、2011年夏にドルトムントへ移籍。その後、ヴォルフスブルクを経て2015年夏にインテルへ活躍の場を移した。2019−20シーズンはバイエルンにローン移籍を果たし、チャンピオンズリーグ(CL)優勝も経験した。昨シーズンのセリエA優勝にも貢献すると、今シーズンはここまでリーグ戦33試合に出場している。また、2011年3月にデビューを果たしたクロアチア代表ではここまで113試合に出場し、32ゴールを挙げている。
イングランド代表DFベン・チルウェル離脱以降、左ウィングバックが手薄な状態となっていたチェルシーにとっては大きな補強になるか。