出生時の両親の年齢が子供の生殖能力に影響する

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2022年05月17日 14:00  妊活・卵活ニュース

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出生時の両親の年齢と娘の生殖能力
5月10日、ノルウェーの研究チームは、「Human Reproduction」にて、出生時の両親の年齢と娘の生殖能力には関連性があると発表した。

出産時の年齢が母親25歳未満または父親35歳以上であった場合、僅かではあるが、娘の妊娠能力は低下するという。

両親の出産年齢と娘の生殖能力における関係性
研究チームは、ノルウェーのコホート調査「Norwegian Mother, Father and Child Cohort Study(MoBa)」(2000〜2008年実施、妊娠を望む58496人および妊娠を望まない14194人を対象)を用いて、両親の出産年齢と娘の生殖能力における関係性を検証した。

なお、被験者は1967年から1990年までの期間にノルウェーで誕生した。今回の調査では妊娠を望む58496人を対象とし、12ヶ月内における妊娠までの時間より生殖能力を評価した。

被験者の両親の出産年齢と被験者の12ヶ月内における妊娠までの時間に基づき、データを分析したところ、父親の出産年齢が35歳以上の場合、または、母親の出産年齢が20歳未満である場合、娘の妊娠能力が僅かに低下することが認められた。

(画像はHuman Reproductionより)

Human Reproduction

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