布団を干さないと何が起こる?「正しい」布団の干し方&収納法を睡眠に詳しい医師に聞いた

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2022年05月17日 20:21  All About

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写真布団は気持ちよく使いたいもの。そのためには、正しい干し方と収納法を知らなければいけません。そこで、一流の布団屋さんに教えていただいた、布団の干し方と管理のコツを紹介します。
布団は気持ちよく使いたいもの。そのためには、正しい干し方と収納法を知らなければいけません。そこで、一流の布団屋さんに教えていただいた、布団の干し方と管理のコツを紹介します。

布団を干さないリスクと干す効果! 正しい布団の干し方とは

せっかく良い布団を買っても、十分に手入れしなければ宝の持ち腐れになります。また、ほこりや湿気を吸った布団の中ではダニが大発生し、アレルギーやぜんそくの原因にもなります。

ここでは、布団を干す頻度や時間、時間帯、天気、たたき方、収納・保管の方法などについて、詳しく解説します。

布団を干す時間・頻度・天気

布団をふかふかに保つためのコツは、干し方にあります。まず、詰め物の素材に合わせて、干す回数や時間を変えましょう。羽毛布団は月に1〜2回、片面1時間を目安に干します。一方、羊毛布団は月3〜4回、片面を2時間ずつ干します。

布団を干す時間帯にも、注意が必要です。早朝や雨上がりは湿気が多いので、あまり良くありません。布団干しのゴールデンタイムは、晴れた日の午前10時ごろ〜午後3時ごろです。

長い時間、布団を干せばよいというものでもありません。直射日光が当たる側の生地は傷みやすいので、日焼けに注意しましょう。日焼けを防ぐために、干すときはカバーやシーツで覆ってください。

干した布団をたたくと気持ちよく、ストレス解消にもなります。しかし、布団を必要以上にたたくと、アレルギーのもとになるダニが飛び散ります。また、羽毛布団はたたくと、中の羽毛を痛めてしまいます。布団たたきは、軽く表面のホコリを落とす程度で止めておきましょう。

干し終わった布団は、温かくて気持ちが良いものです。しかし、このまま収納すると、押し入れの中に湿気がたまって結露します。布団を取り込んだあとは、しばらく布団を広げてクールダウンし、中の熱を発散させてからしまいましょう。

布団を長期保管する方法・コツ……湿気と虫害対策が大切

季節ものや来客用の布団を、押し入れの中でカビ臭くしないためには、湿気のコントロールと虫害対策が大切です。まず、布団を収納する前には、布団をよく干して十分に乾燥させましょう。

布団をクリーニングに出した後に収納する場合は、ビニール袋から取り出して、布団全体に軽く空気を通しておいてください。そして、木綿の大きな風呂敷などで布団を包み、押し入れの上段など、湿気の少ない場所で保管します。

使わないからといって長い間、布団を押し入れに入れっぱなしにしておくのは良くありません。晴れた日には押し入れの扉などを開け、風を通して湿気を追い払いましょう。乾燥剤やスノコを使うのも効果的です。また、半年に一度は布団を押し入れから出して、虫干ししてください。

羽毛や羊毛などの天然素材はとても良いのですが、虫がわきやすいのが欠点です。布団に防虫剤をはさんで保管するなど、虫害ケアもお忘れなく。防虫剤は素材によって使えないものもありますから、取扱説明書をよく読んでから使ってください。

スペースを有効に使うためには、布団圧縮袋が便利です。しかし、長期間、圧縮したままにしておくと、布団本来のかさ高が失われてしまいます。そうならないために、圧縮袋に入れる前に布団をよく乾燥させ、空気を抜き過ぎないようにしましょう。

■参考
・株式会社 丸八真綿
・ダニよさらば! 医師開発の布団クリーナー・レイコップ
・ザブザブ洗いましょう! 丸八真綿の布団クリーニング

坪田 聡プロフィール

日本を睡眠先進国にするため、正しい快眠習慣の普及に努める専門医。日本医師会、日本睡眠学会、日本コーチ協会所属。医師とビジネス・コーチという2つの仕事を活かし、医学・生理学と行動計画の両面から睡眠の質の向上に役立つ情報を発信している。
(文:坪田 聡(医師))

このニュースに関するつぶやき

  • 羊毛と羽毛だけの解説ですが、それより一般的な綿やポリエステルの場合についての対処法がないのが残念です。「必要以上にたたくとダニが飛び散るから良くない」とありますが、屋外なら良いのでは?
    • イイネ!12
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