巨人・吉川、復帰戦でマルチ！真中氏「非常にいいゲームになった」

○ 巨人　3x − 2　広島 ●
＜10回戦・宇都宮＞

　左肩甲骨の骨挫傷で離脱していた巨人の吉川尚輝が17日に一軍復帰し、『3番・二塁』で先発出場した。

　同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−広島戦』で解説を務めた真中満氏は試合前に「普段は1番が多く、あまり3番というのを見たことがないんですけど、どう機能するか非常に楽しみですね」とコメント。

　4回の第2打席に広島の先発・遠藤淳志が1ボールから投じた2球目のスライダーをセンター前にはじき返し、復帰後初安打を放った。真中氏は「スライダー系のボールですけど、センター方向ですよね。痛烈な当たりですけど、菊池が捕るんじゃないかなという当たりですよね。それくらいギリギリのプレーしたよね」と振り返った。

　0−2の9回無死一塁の第4打席は、ライト前にはじき返しマルチ安打を達成。その後、ポランコ、中島宏之に適時打が飛び出しサヨナラ勝ち。真中氏はマルチ安打の吉川について「本人も一軍のゲームが久しぶりに出ていると不安な部分もあると思うんですけど、そんななかヒット2本でました。ジャイアンツの勝ちにつながりましたし、吉川としても非常にいいゲームになったんじゃないでしょうかね」

（ニッポン放送ショウアップナイター）