＜これってモラハラ？＞【後編】何か買えばお金の出所を聞いてくる旦那。すかっと言い返したい！

前回からの続き。わが子の服を買うたびに、旦那さんから「誰のお金で買ったの？」と聞かれてモヤモヤを募らせている投稿者さん。「みなさんの旦那さんも同じようなことを言いますか？」との質問に、ママスタコミュニティのママたちからはいろいろな声が集まりました。「本当にそんな人いるの？」と驚くようなコメントから「うちの旦那も同じようなことを言う」という共感の声まで反応はさまざまでした。

誰のお金って……家のお金でしょ

もし旦那さんから「誰のお金で買ったの？」と聞かれたらママたちはどのように返すつもりでしょうか。

『もし「誰のお金？」って聞かれたら「家のお金」って返しちゃう』

『「家族のお金だけど思ってるけど、あなたは誰のお金だと思う？」って逆に聞くかも。誰のお金で誰のものを買ってはいけないのか、何なら買っていいのかをちゃんと説明してもらう』

「家のお金でしょ」「家族みんなのお金じゃないの？」と返すと答えたママたち。また「あなたは誰のお金だと思ってるの？」と聞き返してみるのもいいかもしれないとのアドバイスも寄せられました。質問を聞き返すことで、旦那さんの質問の真意もわかるかもしれません。また買っていいものやいけないものも聞いてみることで、お互いの価値観の違いにも気づけるのではないでしょうか。

「誰のお金で買ったの？」なんて言われたら……

「自分だったら旦那さんに言い返しちゃうかも」と憤然と言い放ったママたちもいました。バリエーション豊かなママたちのコメントを見てみましょう。

『もしそんなことを言われたら「家族を持っておきながら、まさか自分の稼ぎは自分だけのものとか思ってるの？」と言う』

「まさか自分が稼いでるお金がすべて自分のものだなんて思ってないよね？」と釘を刺すひと言。「まさかね」と言われることで旦那さんも言葉を失ってしまうかもしれません。

『「はあ？　誰の子どもの服を買ったと思っているの？」って言うわ』

『「誰の子どもを育てると思ってるの？」って聞き返す』

「誰のお金で買ったの？」という質問をもじって、「誰の子どもに買ったと思っているの？」と返すと話したママたち。ひょっとしたら旦那さんの心のなかには「自分が稼いだお金なのだから許可なしに使わないでほしい」という気持ちがあるのかもしれません。しかし子どもは夫婦2人の子どもであるはずです。子どものためにも使うなというのは暴論ではないでしょうか。

『そんな旦那なら、服を着るたびに「誰が洗濯した服着ているの？」、ご飯を食べるたびに「誰が作ったご飯食べているの？」、家のなかを歩くたびに「誰が掃除した床を歩いているの？」って言ってやりたい』

『誰がご飯作ったの？　誰がその服を洗ったの？　誰が清潔にした家でくつろいでるの？　誰が？　誰が？　って言ってやりたくなる』

「誰のお金で……」と言われたら、徹底抗戦をするのもいいでしょう。「誰が作ったご飯を食べているの？」「誰が洗った服を着ているの？」「誰が掃除した部屋にいるの？」と矢継ぎ早に言われたら、さすがの旦那さんもタジタジかもしれません。

私たち、実際に言い返しました！

旦那さんの発言に実際に言い返したママたちもいるようです。

『「私の親が買ってくれたんだけど？　感謝しなよ？　あなたの親はお祝いひとつくれないんだからさ」って言い返したことはあります』

『以前「ここは俺の家」と言われたので、「それなら"俺の家"は"俺"が掃除してね」って言ったらもう言わなくなった』

「誰のお金で買ったの？」と聞いてきた旦那さんに「うちの親が買ってくれたんだから感謝してよね」と返したり、「ここは俺の家だ」との発言に「じゃあ自分で掃除してね」と言ったり……。ママたちから言い返された旦那さんの慌てぶりが目に浮かぶようです。

きっと問題はこれだけじゃない

さてここで、あるママからポツリと呟くようなコメントが寄せられました。

『子ども服を買っただけでネチネチ言う人は、子ども服以外にもいろいろと問題がありそうだよね……』

今回投稿者さんは「子ども服を買うたびに引っかかることを言われる」との話をしてくれました。しかしこちらのママは「おそらく"誰のお金で"という発言は、モヤモヤの氷山の一角なのでは？」と推測したようです。投稿者さんは旦那さんに対してほかにも思うところがあるからこそ、この発言も気にかかっているのかもしれませんね。

『モラハラだよ。そんなこと言われたら離婚したくなる。子どもの服だよね？　100歩譲って自分の洋服なら抑えるけど』

『私だったら衝突してでも旦那の考え方を改めさせる。無理なら旦那の発言を記録して離婚に備えますね。投稿者さん大変ですね……』

旦那さんの言動を「モラハラでは？」と懸念するママたちもいました。もし子ども服の件がモヤモヤのほんの一部でありほかにも気になる点がたくさんあるならば、投稿者さんは夫婦間で一度話し合いをしてみるのもいいでしょう。どうしても話が平行線を辿り、投稿者さんが我慢できないのであれば、離婚を視野に入れてみるのもひとつの手ではないでしょうか。もちろん離婚は簡単に考えていいことではないかもしれません。しかし今回の件と同じようにモヤモヤするポイントがほかにも多く見つかるのであれば、離婚を選択肢のひとつに数えるほどに大きなことにもなりうるのでしょう。

子ども服を買ったところ、旦那さんから「誰のお金で買ったの？」と聞かれて困惑している投稿者さん。もし投稿者さんが1人でモヤモヤを抱え込んでしまうのであれば、旦那さんに「どういう意味で言ってるの？」と聞き返したり、発言に言い返したりしてみるのもいいかもしれませんね。

文・motte　編集・荻野実紀子　イラスト・マメ美

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