野々村チェアマン、コロナ禍のJリーグは「約70%が3回目ワクチン接種済みか、接種予定と報告」

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2022年05月18日 12:39  サッカーキング

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野々村チェアマンが、コロナ禍におけるJリーグの現状について説明 [写真]=J.LEAGUE
Jリーグは18日、9日に開催された一般社団法人日本野球機構(NPB)と公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が連携する「新型コロナウイルス対策連絡会議」の54回目について、公式サイト上で内容報告を行った。

 Jリーグの公式サイトでは、会議後のリモート会見で野々村芳和チェアマンが語った内容を掲載。野々村チェアマンは、ゴールデンウィーク中に開催された試合について次のように振り返った。

「2年ぶりに入場制限のないゴールデンウィークのゲーム開催ということで、国立競技場で行われたゲームでは4万3,000人を超えるお客さまに来ていただいたり、J1では2万人を超えるゲームも数多く見ることができました。まだまだ難しい状況ではありますが、いろんな知見を積み上げた結果、ここまでできるようになったことを非常に嬉しく思っています。一方でコロナの感染者が出た影響で、ゲームが延期となったケースも5試合発生したので、改めて対策を徹底する必要性があると感じたゴールウィークでした」

 また、同公式サイトによると、今回の会議では専門家グループの三鴨廣繁氏より、ワクチン接種のメリット、デメリットについての説明があったという。日本では3回目のワクチン接種が進んでいるものの、副反応の影響などを考えると、選手たちがシーズン中にワクチンを打つことに二の足を踏むことも十分に考えられるとした。

 これを受けて、野々村チェアマンは「私も3回目を打って副反応がすごいなと思いましたし、選手の感覚からすれば、躊躇する気持ちは十分理解できます。ただ各クラブがワクチンを打つことの効果について、選手たちとしっかりコミュニケーションを取ってくれています。Jリーグでは今のところ70パーセントくらいが3回目のワクチンを接種済み、もしくは接種予定と報告いただいています」と語った。

 さらに、野々村チェアマンは今後について「ゲームが詰まっている状況でワクチンを打つのは難しいと思いますが、より安全に進めていくために、社会への影響も含め、実際の接種状況や、残りの30パーセントがどういう数字の変化になっていくか、リーグとしても見守っていきたい」と話した。

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