JASRACの徴収額、史上2番目「1167億円」 サブスク増加で「収益構造」に変化

34

2022年05月18日 16:31  弁護士ドットコム

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

弁護士ドットコム

記事画像

JASRAC(日本音楽著作権協会)は5月18日、都内で定例記者会見を開いて、2021年度の著作権使用料の徴収・分配額を発表した。


【関連記事:マイホーム購入も「道路族」に悩まされ…「自宅前で遊ぶことのなにが悪いの?」】



新型コロナウイルスの影響を受けながらも、徴収額は約1167.3億円で、2019年度に次いで史上2番目の数字だった。



コンサートやカラオケなど「演奏」の徴収額は、イベント開催が緩和された影響で、前年度比104.8%となった。コロナ前の水準に戻ってはいないが、徐々に回復していくとみられる。



インタラクティブ配信(動画、音楽サブスクリプションなど)の徴収額は、前年度比116.0%の伸びで、「収益構造の変化が鮮明となった」かたちだという。



分配額は1159.7億円で、史上3番目だった。こちらも新型コロナの影響を受けたが、インタラクティブ配信の分配額が前年度比7.1%増えた。



演奏の分配額は前年度比18.5%ダウン。カラオケは93億円で、1996年以来25年ぶりに100億円を下回ったという。


このニュースに関するつぶやき

  • 指定暴力団JASRACの上納金。
    • イイネ!12
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(24件)

ニュース設定