手腕に疑問の声も…バイエルン会長、サリハミジッチSDを擁護

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2022年05月19日 00:30  サッカーキング

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ナーゲルスマン監督(右)とシャーレを掲げるサリハミジッチSD(左) [写真]=Getty Images
バイエルンのヘルベルト・ハイナー会長が、ハサン・サリハミジッチSD(スポーツ・ディレクター)の去就に言及した。18日にドイツメディア『シュポルト1』が伝えている。

 現役時代にバイエルンでプレーしたサリハミジッチ氏は、2017年からバイエルンのSDを務めている。ただ、ここ数年は主力選手の流出が相次いでおり、移籍市場での後手後手の立ち回りが批判の対象となっている。また、昨シーズンにはハンジ・フリック前監督(現ドイツ代表)との間で確執が生じ、17日のドイツ誌『シュポルト・ビルト』には「選手からの信頼を失っている」と報じられるなど、マネジメント能力にも疑問符がつきまとう。

 ファンからは退陣が要求されているサリハミジッチSDだが、ハイナー会長は残留を強調。地元紙『ミュンヘナー・メルクーア』のインタビューに答えた同会長は、SDが監査役会の議題に上がっているとの噂に対し、「完全に現実離れしている。私たちはハサン“と”議論しているのであって、ハサン“について”議論しているのではない。彼がバイエルンにとって非常に重要であることは間違いない」とコメントした。

 また、ハイナー会長は「もちろん、選手やそのパフォーマンス、ある選手とうまくいかなかった理由などについても議論を交わすが、契約を延長したジョシュア・キミッヒ、レオン・ゴレツカ、キングスレイ・コマン、トーマス・ミュラーといった多くの好例や、ジャマール・ムシアラ、アルフォンソ・デイヴィス、ヨシプ・スタニッチといった若い選手についても同様に話し合う。これは全く普通のことだ」とも語っている。

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