レスター、スペイン代表GKサンチェスに関心…ブライトンは約79億円を要求か

ブライトンに所属するスペイン代表GKロベルト・サンチェスの獲得に、レスターが関心を示しているようだ。18日、イギリス紙『テレグラフ』が報じた。

　レスターでは、2011年夏にリーズから加入したデンマーク代表GKカスパー・シュマイケルが長年にわたって正GKを務めている。ただ、2023年6月30日で契約が満了を迎えるシュマイケルは、引退前に海外で新たな挑戦を行うことを希望している。同選手は今後数週間のうちに、ブレンダン・ロジャーズ監督と将来について話し合うと予想されている。

　そこで、レスターはブライトンの守護神であるR・サンチェスに関心を示している模様。レスターは獲得の可能性をブライトンに問い合わせたようだが、ブライトンは移籍金におよそ5000万ポンド（約79億円）を要求しているようだ。

　現在24歳のR・サンチェスは、シュートストップとビルドアップ能力が高く評価されるGK。スペインのカルタヘナ出身で、カルタヘナやレバンテの下部組織を経て、2013年にブライトンのアカデミーに入団した。そのため、プレミアリーグのホームグロウン選手となっている。

　2018−19シーズンに期限付き移籍先のフォレストグリーン・ローヴァーズ（当時4部）でプロデビュー。2019−20シーズンはロッチデール（当時3部）へと期限付き移籍した。2020年夏にブライトンへと復帰すると、昨シーズン途中から定位置を奪取。2021年3月にはスペイン代表に初招集され、同年9月のジョージア代表戦でデビューを飾った。