21_21 DESIGN SIGHTで「包まれた凱旋門」プロジェクトの企画展が開催

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2022年05月21日 09:02  Fashionsnap.com

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「クリストとジャンヌ= クロード “包まれた凱旋門” 」ポスターヴィジュアル

Image by: 21_21 DESIGN SIGHT
21_21 DESIGN SIGHTで、企画展「クリストとジャンヌ= クロード "包まれた凱旋門"」が開催される。期間は6月13日から2023年2月12日まで。パリと東京を拠点に活躍する映像ディレクター パスカル・ルラン(Pascal Roulin)が展覧会ディレクターを務める。

 同展では、2021年に青い布と赤いロープで凱旋門を16日間包んだプロジェクト「包まれた凱旋門」の制作背景と実現までの過程に焦点を当てる。プロジェクトの企画は、現代美術作家クリスト(Christo)とジャンヌ クロード(Jeanne Claude)によって1961年に構想された。2009年にジャンヌ クロードが逝去した後もクリストは創作活動を続けたが、新型コロナウイルス感染拡大のため延期となったプロジェクトの完成を見ることなく2020年5月に他界。その後、賛同者の協力のもと構想から60年をかけて2021年9月に形となった。
 会場では、パスカル・ルランが記録画像や映像を使用して「包まれた凱旋門」を表現した空間インスタレーションを展開。プロジェクトのために製作した銀色のコーティングを施した青い布と赤いロープも展示する。2人の活動に長年関わってきた柳正彦は、オブジェや資料を交えてクリストとジャンヌ ロードの生涯にわたる活動を公開する。一部展示作品の入れ替えを予定しており、第1期は「日本とのつながり」、第2期では「グラフィックとエディトリアルワーク」、第3期では「パリ・スカルプチャーからマスタバへ」をテーマに掲げる。

■「クリストとジャンヌ= クロード “包まれた凱旋門”」会期:2022年6月13日(月)〜2023年2月12日(日)開館時間:10:00〜19:00 ※入場は18:30まで ※6月13日(月)〜6月17日(金)は13:00開館休館日:火曜日、年末年始(2022年12月27日〜2023年1月3日)会場:21_21 DESIGN SIGHT住所:東京都港区赤坂 9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン入館料:一般 1200円、大学生 800円、高校生 500円、中学生以下無料電話番号:03-3475-2121
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