えっ!水槽の真上に子どもたちが!?…ブリが泳ぐ水槽の上にネット遊具が設置された水族館

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2022年05月21日 15:40  まいどなニュース

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写真遊具の上で遊ぶ子どもたち。ネットの下には泳ぐブリの姿が
遊具の上で遊ぶ子どもたち。ネットの下には泳ぐブリの姿が

ロープネットを使った遊具の上で遊ぶ子どもたち。よく目を凝らすと、わずか1メートル下の水面近くには、力強く泳ぐブリの姿が…。富山県魚津市の意外な場所に設置されたネット遊具が話題を呼んでいます。

【写真】子どもたちがお魚にもっと近づける仕掛けがあるゾ

ネット遊具があるのは、富山湾近くに立地する「魚津水族館」(富山県魚津市)。ブリやクエなど15種200匹が泳ぐメイン展示「富山湾大水槽」の上部に設置され、3月に利用が始まりました。スタッフが水槽に入ったり魚を搬入したりするためバックヤードに設けられている開口部の一つ(縦2.5メートル、横5.2メートル)をネットで覆っています。

水面まで50センチ

水面との間を隔てるのはネットだけとあって恐る恐る乗る子どもも多いですが、徐々に慣れて元気に動き始めます。「ミノムシ型エリア」と呼ばれるくぼみに入ると、水面までは約50センチ。水槽越しの観察に比べ、魚の動きや体色がよく分かり、魚好きの子どもにはたまらないスポットです。

遊具ができたきっかけは「子どもたちが楽しめるスポットを増やしてほしい」という村椿晃魚津市長の要請でした。「富山湾大水槽に小舟を浮かべよう」「桟橋を作ってみてはどう」といったアイデアがスタッフから出る中、体を使った遊びと魚の観察を両立できる方法としてネット遊具に着目したのが不破光大学芸員(43)。休日に3人の息子と一緒に富山県内の公園などを巡ってはネット遊具で遊ばせ、子どもたちの反応に自信を深めました。

国内初の水中トンネルも

ネットの穴はそれぞれ4センチ四方でスマートフォンが落ちない大きさですが、鍵やペンといった小物が落ちないよう、受付で荷物を預かっています。「人が近くにいると魚がストレスを感じるのでは」という声もありましたが、魚たちは気にすることなく泳いでいます。

富山湾大水槽には元々、1981年に国内で初めて完成した水中トンネルがあり「海の中にいるような気分になれる」と人気のスポットでした。ネット遊具ができ、水槽の上からも下からも魚を間近で観察できるようになりました。

ユニークなのは富山湾

1913年に誕生した魚津水族館は、現存の水族館では国内最古の歴史を誇り、現在の施設は3代目。ホタルイカの発光の様子を紹介する装置を自作したり、南方系の珍魚リュウグウノツカイのはく製を展示したりと、ユニークな取り組みが目立ちます。

「攻めてる水族館」の秘けつを聞くと、稲村修館長(64)は「スタッフが調査する富山湾自体が、ホタルイカやブリが集まるユニークな場所やからね。調査の結果を展示に生かすよう工夫しとる」と言います。さらに、来場客との接点の大切さを強調し「どうしたら喜んでもらえるか探ってきたから、不破くんはネット遊具を思いついたんじゃないかな」と話します。

一見奇抜な遊具を生んだのは「魚を近くで見て、もっと知ってほしい」というスタッフの思いでした。ネットの周りで質問する子どもたちの姿を見ると、その思いは実ったようです。

▼魚津水族館
住所:富山県魚津市三ケ1390
営業時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
電話:0765-24-4100
ネット遊具:3歳から小学6年生までが対象で人数制限あり。料金は200円(制限時間3分、別途に入館料)。利用できる曜日・時間帯はホームページに記載。

(まいどなニュース/コノコト)

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  • 上で「ブリ」ッジしてみたり�Ԥ��Ԥ��ʿ�������(´・ω・`)�Ԥ��Ԥ��ʿ�������
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