セレッソ大阪、宿敵ガンバ大阪に逆転勝利! 後半3発でダービー制す

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2022年05月21日 16:00  サッカーキング

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大阪ダービーが行われた [写真]=J.LEAGUE via Getty Images
明治安田生命J1リーグ第14節が21日に行われ、セレッソ大阪とガンバ大阪が対戦した。

 ともに勝ち点「17」で迎えたJ1通算43回目の“大阪ダービー”。両者はJリーグYBCルヴァンカップのグループステージでも対戦し、C大阪が1勝1分で勝ち越している。

 アウェイのG大阪は26分、左から黒川圭介が高速クロスを供給し、飛び込んだ山見大登が頭出合わせるが、惜しくも枠を外れる。一方、ホームのC大阪は28分、左サイドをえぐった山中亮輔のクロスに松田陸がボレーで合わせたものの、枠を捉えることはできない。

 試合の均衡が破れたのは33分、G大阪が先制する。右サイドの深い位置からレアンドロ・ペレイラが折り返し、山見が頭で合わせる。シュートは相手GKキム・ジンヒョンによって防がれたかに思われ、プレーが続けられたが、VARのレビューによってゴールラインが割っていたことが判明。山見の今季初ゴールが記録された。

 ビハインドで折り返したC大阪は、58分に試合を振り出しに戻す。清武弘嗣が敵陣中央から絶妙のスルーパスをゴール前へと供給。抜け出した奥埜博亮はシュートに持ち込めないが、対応した相手DF三浦弦太のクリアがボックス中央に流れる。これを回収したアダム・タガートが冷静にネットを揺らし、今季初ゴールを記録した。

 66分、C大阪が逆転に成功する。清武のスルーパスに抜け出した山中が左からピンポイントのクロスを送り、飛び込んだ奥埜が頭で押し込んだ。

 G大阪を突き放したいC大阪は、87分に決定機を迎える。右サイドの深い位置でボールを奪取し、北野颯太がペナルティエリア右に侵入。左足でゴールを狙ったが、相手GK一森純に阻まれた。

 後半アディショナルタイム4分、C大阪が試合を決定づける3点目を獲得する。セットプレーの守備からカウンターに転じ、毎熊晟矢が右サイドの奥埜にスルーパスを供給。ペナルティエリア右に侵入した奥埜は右足を振り抜き、自身この試合2点目を記録した

 試合はこのまま終了し、C大阪が3−1の勝利でダービーを制した。C大阪は2試合ぶりの白星で今季5勝目、G大阪は3試合ぶりの黒星となった。次節は25日に行われ、C大阪はホームで浦和レッズ、G大阪はホームでサンフレッチェ広島と対戦する。

【スコア】
セレッソ大阪 3−1 ガンバ大阪

【得点者】
0−1 33分 山見大登(G大阪)
1−1 58分 アダム・タガート(C大阪)
2−1 66分 奥埜博亮(C大阪)
3−1 90+4分 奥埜博亮(C大阪)

【スターティングメンバー】
C大阪(4−2−3−1)
キム・ジンヒョン;松田陸、マテイ・ヨニッチ、鳥海晃司(70分 舩木翔)、山中亮輔;原川力、奥埜博亮;毎熊晟矢、清武弘嗣(87分 加藤陸次樹)、ジェアン・パトリッキ(70分 為田大貴);アダム・タガート(74分 北野颯太)

G大阪(3−4−2−1)
一森純;昌子源、三浦弦太、クォン・ギョンウォン;柳澤亘、奥野耕平(84分 石毛秀樹)、ダワン、黒川圭介(67分 藤春廣輝);中村仁郎、山見大登(67分 ウェリントン・シウバ);レアンドロ・ペレイラ

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