EFLリーグワン(イングランド3部)の昇格プレーオフ決勝が21日に行われ、サンダーランドがウィコム・ワンダラーズを下して2部チャンピオンシップ昇格を果たした。
レギュラーシーズンを5位で終えたサンダーランドは、プレーオフ準決勝で4位シェフィールド・ウェンズデイを2戦合計スコア2−1で撃破。一方、レギュラーシーズン6位のウィコムは、3位MKドンズを下して決勝に進出。昇格をかけて、聖地『ウェンブリー』で激突した。
サンダーランドは12分、エリオット・ジョン・エンブルトンがドリブル突破から強烈なミドルシュートを突き刺して先制に成功すると、79分にロス・スチュワートが追加点を記録。2−0で勝利し、2017−18シーズン以来、5シーズンぶりとなるチャンピオンシップ復帰を果たした。
1879年に創設されたサンダーランドは、1891−92、1892−93、1894−95、1901−02、1912−13、1935−36シーズンの6度、1部リーグを制した古豪。1958年に初めて2部へ降格して以降は、1部と2部を行き来するエレベータークラブとなっている。
近年は2007−08シーズンから10シーズンにわたってプレミアリーグで戦っていたが、16−17シーズンに最下位となって2部へ降格。さらに、翌17−18シーズンのチャンピオンシップでも最下位となり、1987年以来2度目の3部降格を味わった。リーグワンでは毎年上位につけながらも昇格を逃し続けてきたが、ついに3部からの脱出を果たした。
なお、サンダーランドのほかには、優勝したウィガン、2位のロザラム・ユナイテッドが来季のチャンピオンシップへと昇格する。
【試合ハイライト】サンダーランドがウィコムを下して2部復帰!