ミラン、インテルを振り切り11季ぶりの優勝…インモービレは4度目の得点王に/セリエA最終節

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2022年05月23日 06:28  サッカーキング

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2021−22シーズンのセリエAが閉幕した [写真]=Getty Images
セリエA第38節(最終節)が20日から22日にかけて開催され、今シーズンの最終順位が確定した。

 戦前の順位表で首位に立っていたミランは、敵地でサッスオーロと対戦。オリヴィエ・ジルーの2ゴールで優位に立つと、フランク・ケシエが追加点を挙げ、前半だけで3点のリードを奪った。後半も盤石の試合運びを見せ、試合はこのまま終了。ミランが11シーズンぶり19回目のセリエA王者に輝いた。

 ミランの結果次第では優勝の可能性もあったインテルは、ホームにサンプドリアを迎えた。吉田麻也は先発出場を果たしている。試合はスコアレスで折り返した後半に、イヴァン・ペリシッチが貴重な先制ゴール。55分、57分にはホアキン・コレアが立て続けに得点を挙げ、3−0で勝利を飾った。連覇は逃したものの、最終節を白星で飾っている。

 ローマはタミー・アブラハムの2得点もあってトリノに3−0で快勝。ヨーロッパリーグ(EL)出場権を争っていたフィオレンティーナの結果を待たずに、来季のEL行きを確定させた。

 残留争い最後の1枠はサレルニターナが手にした。ウディネーゼとの一戦には0−4で敗れたものの、同時刻キックオフのカリアリとヴェネツィアの一戦がドローで終了。この結果、今季23シーズンぶりにセリエAで戦っていたサレルニターナが、来季も1部を舞台に戦うことが決定した。一方、カリアリ、ジェノア、ヴェネツィアの降格が確定した。

 得点王にはラツィオのチーロ・インモービレが輝いた。最終節のヴェローナ戦は足首の負傷で欠場したものの、シーズン通算で27ゴールを記録。2位のドゥシャン・ヴラホヴィッチに3得点差をつけて、2シーズンぶり4度目となる得点王を受賞している。

 最終節の試合結果、最終順位表、得点ランキング、受賞選手一覧は以下の通り。

■試合結果
トリノ 0−3 ローマ
ジェノア 0−1 ボローニャ
アタランタ 0−1 エンポリ
フィオレンティーナ 2−0 ユヴェントス
ラツィオ 3−3 ヴェローナ
スペツィア 0−3 ナポリ
インテル 3−0 サンプドリア
サッスオーロ 0−3 ミラン
サレルニターナ 0−4 ウディネーゼ
ヴェネツィア 0−0 カリアリ

■順位表 ※()内は勝ち点/得失点差
優勝 ミラン(86/+38)
2位 インテル(84/+52)
3位 ナポリ(79/+43)
4位 ユヴェントス(70/+20)
──────CL出場圏──────
5位 ラツィオ(64/+19)
6位 ローマ(63/+16)
──────EL出場圏──────
7位 フィオレンティーナ(62/+8)
──────ECL出場圏──────
8位 アタランタ(59/+17)
9位 ヴェローナ(53/+6)
10位 トリノ(50/+5)
11位 サッスオーロ(50/−2)
12位 ウディネーゼ(47/+3)
13位 ボローニャ(46/−11)
14位 エンポリ(41/−20)
15位 サンプドリア(36/−17)
16位 スペツィア(36/−30)
17位 サレルニターナ(31/−45)
───────降格───────
18位 カリアリ(30/−34)
19位 ジェノア(28/−33)
20位 ヴェネツィア(27/−35)

■得点ランキング
1位 チーロ・インモービレ(ラツィオ) 27得点
2位 ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(フィオレンティーナ→ユヴェントス) 24得点
3位 ラウタロ・マルティネス(インテル) 21得点
4位 ジョバンニ・シメオネ(ヴェローナ) 17得点
4位 タミー・アブラハム(ローマ) 17得点

■受賞選手一覧
最優秀GK:マイク・メニャン(ミラン)
最優秀DF:グレイソン・ブレーメル(トリノ)
最優秀MF:マルセロ・ブロゾヴィッチ(インテル)
最優秀FW:チーロ・インモービレ(ラツィオ)
最優秀若手選手(23以下対象):ヴィクター・オシムヘン(ナポリ)

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  • フォルツァミラン!待ち望んでた、ベルルスコーニ王朝からの脱却。いつまでもロッソネロのファンでよかった。イタリア人監督でしか優勝できないジンクスはそのまま
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