プレミアリーグ最終節が22日に行われ、マンチェスター・Cはアストン・ヴィラとの一戦を3−2で逆転勝利し、2シーズン連続8度目のトップリーグ制覇を成し遂げた。試合後、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが喜びの声を発した。クラブ公式サイトが伝えている。
試合は前半にアストン・ヴィラに1点のリードを許し、マンチェスター・Cにとっては厳しい展開に。68分にギュンドアンはピッチに送り出されるも、直後の69分にはブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョのゴールで2点差となり、絶望的な状況に陥った。それでも、76分にギュンドアンのヘディングシュートで1点を返すと、78分にはスペイン代表MFロドリがミドルシュートを沈め、試合は振り出しに。81分にはベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネのクロスボールをギュンドアンが押し込んで逆転に成功。見事な逆転勝利で、今季のプレミアリーグ優勝を決めていた。
2得点で優勝に大きく貢献したギュンドアンは、「信じられないような試合だった。どんな言葉で言い表せば良いのかわからない。ファンタスティックだ」とコメント。以下のように続け、リーグ優勝の喜びに浸った。
「僕ら選手も人間だ。正直、2点ビハインドとなった時には、チャンスは少ないだろうと思っていたよ。シンプルなことをしなければならなかった。短い時間で奪った2得点が、逆転ゴールを決めるための時間を作ったことは明らかだ」
「確かにチームに緊張感はあった。特に2点を奪われた時、その緊張感はネガティブなのものだと思ったよ。それでも、1点取ったことで緊張感がチームにポジティブさをもたらした。1点を取ればもっと得点できることは分かっていたよ。今日のチームを誇りに思う。こういう日は振り返るものだ。信じられないような1日だった」
また、ギュンドアンは最後まで優勝を争った“ライバル”にも言及。「もしリヴァプールが信じられないほど素晴らしいシーズンを過ごしていなければ、このリーグはこんなに魅力的になっていない。お互いに限界までプッシュし合ったね。彼らの存在、そして僕の前の監督、ユルゲン・クロップには感謝しなければならない。来季もまた戦えることを楽しみにしているよ」と、好敵手を称えた。