河瀬直美監督、カメラマン降板報道には触れず 東京五輪の公式映画に込めたメッセージ語る

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2022年05月23日 19:20  ORICON NEWS

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写真東京五輪の公式映画に込めたメッセージを語った河瀬直美 (C)ORICON NewS inc.
東京五輪の公式映画に込めたメッセージを語った河瀬直美 (C)ORICON NewS inc.
 映画監督の河瀬直美監督(52)が23日、都内で行われた『東京2020オリンピック』の公式ドキュメンタリー映画『東京2020オリンピック SIDE:A』の完成披露舞台あいさつに登壇した。

【全身ショット】黒いシックなワンピースで登場した河瀬直美

 河瀬監督は『東京2020オリンピック SIDE:A』について「(記録された)5000時間の1コマ、1コマが人生です。地球の上に暮らす人類78億の人生が刻まれているかのような東京2020大会の記録をさせていただいたことは自分の人生にとってかけがえのない時間でした」としみじみ。

 また「5000時間は、毎日24時間見ても相当な時間がかかる」と笑いながら、「夢中になりました。できるだけ客観的に物事を見つめようと思いました。この数ヶ月、その世界にどっぷりとつかった。私の眼差しが、この映画を作ったのだとすると、その映画は今の時代の人たちだけじゃなくて、100年、1000年先の子孫にちゃんと届いて、私たちはどんな立場にあっても、ちゃんと一生懸命生きていたというのを残したいと思いました」と語っていた。

 最後は「スポーツにおいて、その最高の晴れ舞台であるオリンピックにおいて金メダルを取ることは最高の姿だと思います。けれども人生の金メダリストであること、それが私たちすべての人々に与えられた舞台です。この映画を観て、アスリートだけではなくて、さまざまな苦悩や悲しみ、そういう場にいて不安で恐怖で心地よくないところにいたとしても必ずその舞台が用意されていることを信じていたい。そういう気持ちを受け取ってもらえると、この映画が幸せになれるなと思います。よろしくお願いします」と万感の思いで頭を下げていた。

 表舞台に立つアスリートを中心としたオリンピック関係者たちを描いた『東京2020オリンピック SIDE:A』が6月3日、大会関係者・一般市民・ボランティア・医療従事者などの非アスリートたちを描いた『東京2020オリンピック SIDE:B』が6月24日に公開。750日、5000時間、東京五輪を撮り続けた膨大な記録を元に、河鶸篤弔総監督として、異なる視点から描く。

 なお、河瀬監督の映画『朝が来る』の撮影中にカメラマンが降板していたと一部で報道されたが、この日は、騒動には触れなかった。
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