河瀬直美監督、カンヌ最高責任者の「未来永劫語り継がれるべき作品」発言に感慨 3年間他作品のことは一切考えず

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2022年05月23日 19:57  ORICON NEWS

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写真3年間他作品のことは考えなかったと明かした河瀬直美 (C)ORICON NewS inc.
3年間他作品のことは考えなかったと明かした河瀬直美 (C)ORICON NewS inc.
 映画監督の河瀬直美監督(52)が23日、都内で行われた『東京2020オリンピック』の公式ドキュメンタリー映画『東京2020オリンピック SIDE:A』の完成披露舞台あいさつに登壇した。

【全身ショット】黒いシックなワンピースで登場した河瀬直美

 『東京2020オリンピック SIDE:A』について「(記録された)5000時間の1コマ、1コマが人生です。地球の上に暮らす人類78億の人生が刻まれているかのような東京2020大会の記録をさせていただいたことは自分の人生にとってかけがえのない時間でした」としみじみ。「5000時間は、毎日24時間見ても相当な時間がかかる」と笑いながらも「夢中になりました。できるだけ客観的に物事を見つめようと思いました。この数ヶ月、その世界にどっぷりとつかった。私のまなざしが、この映画を作ったのだとすると、その映画は今の時代の人たちだけじゃなくて、100年、1000年先の子孫にちゃんと届いて、私たちはどんな立場にあっても、ちゃんと一生懸命生きていたというのを残したいと思いました」と語っていた。

 本作は、第75回カンヌ国際映画祭のクラシック部門の公式上映作品に選出された。河瀬監督は、この日の夜から渡仏する。「おかげさまでカンヌに最初の映画からご縁をいただいた。オリンピックの公式映画がカンヌで上映されるのは1972年以来だそうです。つまり近年には1つもなかった」と明かすと「この役割を引き受けさせていただいた時に担当の方から言われたのは『IOCが、これまでの映画とは少し違う、市川崑の時代に戻したい』と言われた。つまり、それは作家性ということでした。誰が撮っても同じような作品になるのではなく、私にしか撮れないものを求めていただいているのだと思った時に、その役割を全うしようと思いました。この3年間、ほかの映画のことは一切、考えていませんでした」と口にした。

 ただ、膨大な時間の記録があり、「6月3日に『A』を公開するために死にものぐるいで仕上げた。カンヌに見せられたのは4月の半ば。ラインアップが、ほぼ決まっている中で最高責任者の方にお見せすることができた」とギリギリの制作だったそう。「カンヌという最高の場で世界にお披露目できる。最高責任者が言ってらしゃったんですけど『この作品は未来永劫語り継がれるべき作品だ』という評価。我が国、日本と言ってしまいますが、この国にしかできなかったオリンピック。コロナ禍で無観客で、それでもアスリートのほとばしる汗をみんなに届けたかった。その形は絶対に歴史が証明してくれると思って世界に届けてきたいと思います」とカンヌでの公開に向けて心境を語っていた。

 表舞台に立つアスリートを中心としたオリンピック関係者たちを描いた『東京2020オリンピック SIDE:A』が6月3日、大会関係者・一般市民・ボランティア・医療従事者などの非アスリートたちを描いた『東京2020オリンピック SIDE:B』が6月24日に公開。750日、5000時間、東京五輪を撮り続けた膨大な記録を元に、河鶸篤弔総監督として、異なる視点から描く。

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