早い「梅雨明け」 夏は「酷暑」か 今年の夏はラニーニャ現象続く 3か月予報

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2022年05月24日 16:11  日本気象協会

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日本気象協会

写真早い「梅雨明け」 夏は「酷暑」か 今年の夏はラニーニャ現象続く 3か月予報
早い「梅雨明け」 夏は「酷暑」か 今年の夏はラニーニャ現象続く 3か月予報

今年の夏(6月〜8月)の見通しです。6月は湿った空気が流れ込みやすく、梅雨入り早々、大雨に警戒を。7月は太平洋高気圧の北への張り出しが強まるため、早い梅雨明けの可能性も。厳しい暑さになりそうです。8月はゲリラ雷雨に注意。



●夏もラニーニャ現象続く


夏にかけてもラニーニャ現象が続く可能性が高くなっています。ラニーニャ現象の影響で、海面水温は太平洋赤道域の中部から東部では低く、太平洋熱帯域西部では高い見込みです。積乱雲の発生は太平洋赤道域の日付変更線付近で少ない一方、アジア大陸南部から日本の南にかけて多い予想です。これらの影響で、上空の偏西風はユーラシア大陸から日本の東にかけて平年より北を流れやすい見込みです。また、チベット高気圧は平年に比べ北に偏り、太平洋高気圧は北への張り出しが強いでしょう。


●6月 梅雨入り早々 大雨に警戒


日本の南で太平洋高気圧の張り出しが強いでしょう。沖縄や奄美は平年に比べ、早い梅雨明けとなる可能性があります。一方、梅雨前線は本州付近に停滞しやすくなるでしょう。九州から東北では平年並みか早い梅雨入りとなる可能性があります。九州から近畿を中心に湿った空気が流れ込みやすく、梅雨入り早々、大雨となる恐れもあります。降水量は九州から関東甲信で平年並みか多くなる予想です。平均気温は全国的に平年並みか高く、湿度も高いため、蒸し暑い日が多くなるでしょう。


●7月 早い梅雨明けか 酷暑に


太平洋高気圧は本州付近への張り出しがやや強くなるでしょう。九州から関東甲信は7月前半は、まだ曇りや雨の日が多いですが、後半は晴れる日が多くなる予想です。平年に比べ早い梅雨明けとなる可能性があります。平均気温は、九州から北海道にかけて平年並みか高く、厳しい暑さの日が多くなるでしょう。熱中症の危険性が高まります。こまめな水分補給を心がけるなど対策が必要です。


●8月 ゲリラ雷雨に注意 暑さは続く


太平洋高気圧の張り出しはやや弱い見込みです。沖縄や奄美、九州から関東甲信には湿った空気が流れ込みやすく、平年に比べ安定した晴天の日は少ないでしょう。雨雲や雷雲が発達することもありそうです。ゲリラ雷雨に注意が必要です。東北や北海道の天気は数日の周期で変化するでしょう。平均気温は沖縄や九州から近畿は平年並み、関東甲信から北海道は平年並みか高い予想です。九州から関東甲信では体にこたえる暑さが続きそうです。北海道でも秋の訪れは遅く、残暑が続くでしょう。


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