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子ども時代と比べて、大人になると友だちを作りにくいものではないでしょうか。しかしみなさんの心のなかには「この人にならなんでも打ち明けられる！」と信頼を置いている人がいるかもしれませんね。
『みなさんは親しい友だちやママ友に悩みや愚痴を言えるほど信用していますか？ 親しい人がいる人はどこまで信用しているのでしょうか。悩みを打ち明けたあと、不安になったりモヤモヤしたりしませんか？ 私はいろいろあって人を信用してません。ママ友に悩みを打ち明けられる人はすごいなぁと思います』今回の投稿者さんは過去にいろいろなことがあり、「人をあんまり信じられない」と考えている様子です。だからこそ親しい友だちやママ友に自分の悩みを打ち明けられるママたちをすごいと感じるのだそう。「みなさんは親しい人に自分の心の内を話せますか？」との質問に、ママスタコミュニティのママたちはどのように答えたのか……気になるところですよね。
仲がよくても悩みは打ち明けない
投稿者さんの気持ちに共感するかのように「親しい人にも自分の悩みは打ち明けない」と話すママたちからコメントが寄せられました。
『親しい友だちやママ友はいるけど、悩みや愚痴はあまり言わないよ。言われる側としても人によっては困る人もいるだろうし』
『ママ友には悩みは絶対言わない。どこで繋がってるかわからないし信用もしてないから。友だちになら言うよ』「深い話をされても相手が反応に困るかもしれないから」「人間関係はどこでつながっているかわからないから」などの理由から、他人には悩みを打ち明けることはないと考えているママたち。"人の口に戸は立てられぬ"ということわざ通り、相手がほかの誰かに話してしまうかもしれないと考えているのでしょう。自分の悩みが噂話としてママ友たちの口から口へとひとり歩きをするのは嫌ですよね。
『どんなに仲良くてもママ友には言わない。噂話のネタになるのも嫌だし、実際軽く話したことが尾ひれをつけて大きくなったことがあるから』
他人どころか身内にも話しません！
親しい友だちやよく顔を合わせるママ友たちはおろか、旦那さんや実親にも悩みを打ち明けないと言い切ったママたちもいました。
『内容によるけど、旦那にも親にも悩みなんか話さない。他人になんか絶対に言わない。当たり障りのない軽い愚痴くらいなら言うけどね』
『心配かけたくないから母には言えない愚痴もあるし、義実家についての愚痴は旦那には言えないから、何でも話せる人っていうのは1人もいないのかもしれない』
『打ち明けるというほど深刻なことは、誰にも言わず墓まで持っていく。家族にも言わないし、言っても誰のためにもならない』こちらのママたちは「相手に心配をかけたくない」という一心で、自分の心の内を隠すことにしているようです。「大切な人だからこそなるべく負担をかけたくない」という、相手を思いやる気持ちなのかもしれませんね。「悩みを話しても誰のためにもならない」という言葉は一見するとドライにも受け取れます。しかしこれは「悩むのは自分ひとりでいい」と言わんばかりの、大切な人を守るための強い意志の表れではないでしょうか。
悩みを聞かされて嫌だったから……自分はしない
「過去に友だちやママ友から悩みを聞かされた際に自分が疲れてしまったので、悩みは相談しないことにしている」と実体験を基に話してくれたママたちも現れました。
『ママ友から旦那さんの愚痴を聞くことがある。相手のママ友は信用してくれるから深い話もしてくれるんだと思う。でもとにかく話が長いし、こちらもずどーんと疲れる……。だから私はあまり自分のことを人に話せない』
『友人からすっごい長い愚痴LINEが送られてきて参ったことがある。返信するとさらに長い愚痴が返ってくるから疲れる……』相手の愚痴を聞いてどっと疲れてしまうとき、ありますよね。悩み自体が重い内容、しかも話がすごく長いとしたら……考えるだけでも疲労してしまうのではないでしょうか。「悩みを聞くってこんなに疲れるんだ……」と悟ったママたちは、自分はほかの人には悩みを打ち明けないでおこうと考えているようです。よりよい関係を築き続けるためにも、悩みを打ち明けすぎないくらいのほどよい距離感が必要なときもあるのでしょう。
ママたちが親しい友だちや仲のいいママ友に自分の悩みを打ち明けないのには、さまざまな理由があるようですね。言葉は一度口に出してしまったら元には戻せないものです。うっかり悩みを話してしまって噂話としてひとり歩きをし始めたら撤回するのは簡単なことではありません。悩みを打ち明ける相手は慎重に選ぶのが賢明ではないでしょうか。
後編へ続く。
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