専業主婦の妻が死亡した場合、夫と子どもは遺族年金をもらえますか?

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2022年05月24日 20:31  All About

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写真年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。専業主婦の妻が死亡した場合、夫と子どもが遺族年金をもらえるのかという、年金初心者の方の疑問に回答します。
年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。専業主婦の妻が死亡した場合、夫と子どもが遺族年金をもらえるのかという、年金初心者の方の疑問に回答します。
老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。

そんな年金初心者の方の疑問に回答します。今回は、専業主婦の妻が死亡した場合、夫と子どもが遺族年金をもらえるのかについてです。

Q:専業主婦の妻が死亡したら、夫と子どもは遺族年金を受給できますか?

「専業主婦の妻が死亡したら、夫と子どもは遺族年金を受給できますか? 夫は会社員として働き、妻はずっと夫の扶養で、第3号被保険者です」(夫45歳、妻45歳、子ども10歳)

A:夫は、子どもが18歳到達年度の末日まで遺族基礎年金が受け取れます

遺族年金には、遺族基礎年金と遺族厚生年金の2種類があります。

遺族基礎年金は、所定の条件を満たした人が死亡した時に、養っている子どもがいれば、その配偶者と未婚の子どもが受給できます。専業主婦など(厚生年金に未加入)が死亡した場合でも、配偶者は遺族基礎年金を受け取れます。

子どもの定義とは18歳到達年度の末日までの子、または障害等級1級もしくは2級の20歳未満の子です。子どものいる配偶者が遺族基礎年金を受け取っている間や、子と同居(生計を同じく)する父母がいる間は、親が受け取るため、子ども自身には遺族基礎年金は支給されません。

遺族基礎年金を受け取るためには、子どもの要件のほかにも、以下の3つを満たす必要があります。

【1】死亡日の前日において、保険料納付済期間が、国民年金加入期間の3分の2以上あること
【2】亡くなった人が65歳未満であれば、死亡日の前日において、死亡日が含まれる月の前々月までの直近1年間に国民年金保険料の未納がないこと(令和8年3月末までの死亡について)
【3】死亡した時の配偶者の年収(相談のケースでは夫の年収)が850万円未満であること

支給される遺族基礎年金額は、次の計算式で算出されます。

令和4年度遺族基礎年金額=77万7800円+子どもの加算額

1人目および2人目の子の加算額は、各22万3800円、3人目以降の子の加算額は各7万4600円です。相談者が受け取れる遺族基礎年金額は、10歳の子どもが1人ですので、以下となります。

●遺族基礎年金額=77万7800円+22万3800円=100万1600円(年額)

なお、子どもが18歳に到達した年度の3月31日を過ぎると(子どもが障害等級1級・2級に該当する障害の状態にある場合は20歳に到達すると)、遺族基礎年金をもらえなくなりますので注意してください。

監修・文/深川弘恵(ファイナンシャルプランナー)

都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。
(文:All About 編集部)

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