イングランド代表を率いるガレス・サウスゲート監督が、トッテナムに所属するDFエリック・ダイアーを招集しなかった理由について説明した。24日にイギリスメディア『Football London』が伝えた。
現在28歳のダイアーは2015年11月にA代表デビュー。これまでに45キャップを数えているが、2021年3月を最後に代表選出からは遠ざかっている。
そんなダイアーは今シーズン、プレミアリーグで35試合に出場。シュートブロックはリーグ5位の32回、ヘディングでのクリアはリーグ4位タイの91回を記録し、リーグ3位タイのクリーンシート16回に貢献した。
トッテナムを3シーズンぶりとなるチャンピオンズリーグ出場権獲得に導いたが、久々の代表選出とはならず。サウスゲート監督はメンバー発表の会見で、ダイアーの落選理由について次のように語っている。
「エリックがスパーズで非常に良いプレーをしたことには同意する。エリックのことは知っているが、他の若手のことは知らないので、彼らのことをもっと知るために良い試合だと思った」
「エリックは3バックの中央でプレーしている。とても特殊なポジションだ。私たちは3バックでプレーすることもあるだろうし、4人でプレーすることもあるだろう。(カタールW杯までの)今後数週間でどちらも試す必要があるが、彼は間違いなく私たちのプランには含まれている」
「ただ、現時点では全員に思うような出場時間を与えることはできない。このキャンプでは、エリックよりもフィカヨ(・トモリ)、マーク(・グエイ)、ベン・ホワイトといった若い選手に時間を投資する方が、我々にとって価値があると考えた」
イングランド代表は6月のUEFAネーションズリーグで、ハンガリー代表、ドイツ代表、イタリア代表と対戦する。