解説陣は口揃える「もったいない攻撃」 DeNA勝ち越し直前に“2者連続バント”

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2022年05月25日 06:54  ベースボールキング

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お立ち台に上った(左から)DeNA・大和、エスコバー、佐野[写真=萩原孝弘]
◆ 無死一塁から犠打→犠打→適時打

 24日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の真中満さん、井端弘和さん、大久保博元さんが、DeNAのバント攻勢に疑問を呈した。

 同日のソフトバンク戦、2−2の同点で迎えた6回裏、DeNAはイニング先頭の6番・桑原将志が中安打で出塁すると、7番・柴田竜拓が犠打を決めて一死二塁に。

 すると、続く8番・嶺井博希も初球にセーフティバントを敢行。しかし、この打球が投手前への平凡なゴロとなり、打者走者の嶺井は「投犠打」で一塁アウト。すでに得点圏に走者を置きながら、二塁走者の三塁進塁と引き換えに、わずか1球で2つ目のアウトを献上する格好となってしまった。

 その後、9番・今永昇太の打順で登場した代打・大和が右前打を放ち、結果的に“2者連続バント”が勝ち越し点につながったものの、解説陣は得点圏に走者を置いた状況でアウトを1つ献上する一連の攻撃について、「もったいない」と声を揃えた。

 元ヤクルト監督の真中さんは、三塁手の深いポジショニングを見越した上でのセーフティバントだとしたら、「ファウルになってもいいので、三塁側にしっかり狙ってやらなきゃいけない」と嶺井の打席内容を指摘し、「結果的にはランナーを送った形になりましたけど、正直もったいない攻撃にはなりますよね」と私見を述べた。

 また、元日本代表コーチの井端弘和さんも、「(大和の)ヒットで三塁から還ってこれたので、結果的には良かったのかなとなりますけど、ちょっともったいない打席でしたよね」と同調。

 番組MCを務めた大久保博元さんは、「ベンチは『おい…打ってくれよ〜』みたいなちょっと嫌な空気になったけど、大和が全部消してくれたから良かったですよね」と6回裏の攻撃を振り返り、嶺井の犠打は“結果オーライ”の拙攻だったとの見解を示した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

このニュースに関するつぶやき

  • 結果オーライですね。初回、ランナーが出たらお約束のようにバントさせるのに得点に繋がらなかったり、得点してもバントの意味無かったねとなることの多い佐々岡さんは?
    • イイネ!4
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