今宮が離脱も…ソフトバンクの“侍コンビ”がアピール 池田氏「層が厚くなる」

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2022年05月26日 06:51  ベースボールキング

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最後を締めたのは今季初登板の高橋礼 (C) Kyodo News
◆ 「良い時に上がってきた」

 ソフトバンクが交流戦初勝利。

 前夜はミスに泣いて敗れたが、25日の試合は相手のミスに乗じて1イニング6得点。8−2で快勝した。




 この日は、今季ここまで44試合の出場で打率.345と好調だった今宮健太が新型コロナの「特例2022」で登録抹消に。陽性ではなく濃厚接触者の疑いというところは不幸中の幸いだが、チームにとっては痛手となる。

 そんな中、「特例2022」の代替指名選手として一軍に昇格したのが周東佑京。昨年9月に右肩の手術を受けてから一軍出場がなく、今季も二軍で調整を続けながら、ついにチャンスが巡ってきた。

 25日の試合は7回の守備から途中出場。9回二死走者なしで迎えた今季初打席で、レフト線を破る二塁打をマーク。状態の良さをアピールした。



 また、投手では24日から一軍に昇格していた高橋礼が今季初登板。6点リードの9回を1奪三振の3人斬りで、こちらも上々の“開幕”となった。

 25日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した池田親興氏も「良い時に上がってきた」と、復帰戦を終えた2人に注目。

 「今宮は離脱となりますが、“特例”なのですぐに戻って来るかもしれない。となると、短い間に力を見せておかないと代えられてしまいますよね。侍ジャパン選手ですが、限られた時間で全部を出し切るというところ」と、危機感を持って一軍の舞台に戻ってきた2人の逆襲に期待を寄せる。

 また、「高橋も先発・中継ぎなんでもできますし、周東も代走はもちろん、内外野が守れる選手。層が厚くなる」と、両者のユーティリティー性もチームにとってプラスになると強調。

 今宮離脱というピンチではあるが、得意の交流戦で連勝街道を突き進む準備を整えている。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』




【動画】相手のミスにつけこみ大量点 ソフトバンクが交流戦初勝利

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