前回からの続き。今から5年前のお話です。義母が「跡取りの産めない嫁はいらない」と言い出し、旦那のタツヤにお見合い写真を持ち込んできました。「もしかしたら今日お見合いをさせられてしまうかも」母にアドバイスを受けた私は、夕方ひとりで義実家へ行く予定だったタツヤと待ち合わせをし、娘たちも連れて一緒に向かうことにしたのです。
やはり義母はタツヤが来るのを見越して、ちゃっかりお見合いの場をセッティングしていたのです。私は心の底から「一緒に来ることにして良かった」と思いました。しかしお見合い相手の女性からは堂々とした宣戦布告。どう言い返したら相手が諦めてくれるのか、頭のなかで懸命に考えます。しかし怒りに支配されすぎて、うまく言いたいことをまとめられずにいたのでした。
【第10話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子