ANA、国内線搭乗時の”黄色とピンクの紙”廃止　ペーパーレス化実現

全日本空輸（ANA）は、国内線搭乗時に空港で発行している、「保安検査証」と「ご搭乗案内」を廃止する。

「保安検査証」は、保安検査場通過時に発行される黄色い紙。「ご搭乗案内」は、搭乗口の改札を通過する際に発行されるピンク色の紙。2種類の用紙は2016年12月から発行していた。これにより、搭乗時のペーパーレス化が実現する。

ANAでは、アプリからのオンラインチェックイン機能を強化し、国内線で提供しているSKiPサービスを2023年3月31日をもって終了する。2023年4月以降は、国内線全空港の自動チェックイン機の取り扱いも順次終了し、撤去する。オンラインチェックインの利用比率を高め、9割近くの利用者が空港での手続きを不要とする。

紙の搭乗券は、有人のチェックインカウンターで発行を継続する。従来発行しているものとほぼ変わらない様式、デザインになるという。