「XSR900」は、歴代のヤマハレーシングマシンに備わる人間中心の思想でデザインされた造形と、先進技術によるモダンな走行性能を備え、所有するよろこびや跨った時の高揚感、人機一体で乗る楽しさを提供するモデル。今回は"The Expert of Equestrian(伝統馬術のエキスパート)"を開発コンセプトに、スタイルの一新、排気量アップ、運転支援技術投入などのフルモデルチェンジを行った。
2015年モデル以降の「YZF-R1」で実績のある「IMU」の基本性能を維持しつつ、センサー構成を見直すことで50%の小型化、40%の軽量化を図った「IMU」を搭載。その情報を受け取り車両側にフィードバックする ECU(Engine control unit)には、トラクションコントロールシステム、スライドコントロールシステム、リフトコントロールシステムを採用した。