ステーキ用やホルモン、干し肉…「肉の自販機」設置相次ぐ不思議 売れ行き好調「深夜や早朝に購入する客も」

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2022年05月26日 17:40  まいどなニュース

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写真焼き肉店で提供するメニューが味わえる自販機=岡山市中区今在家
焼き肉店で提供するメニューが味わえる自販機=岡山市中区今在家

 肉を扱う自動販売機が岡山県内で相次ぎ設置されている。ブランド牛のステーキや焼き肉用、干し肉―。新型コロナウイルスの感染拡大で対面せずに24時間売れる自販機が注目を集める中、各企業は工夫を凝らした冷凍品をそろえている。

【写真】何が出てくるかはお楽しみ…「肉ガチャ」も人気です

 焼き肉店「オンリーギュ〜」を展開するワイズインターナショナル(岡山市中区藤原)は、家庭で手軽に味わえるよう焼き肉用の自販機を4月中旬、同社フランチャイズ本部(同今在家)前に設置した。

 価格は全て千円。店で提供する塩タンやハラミ、カルビ、テール(各150グラム)に加え、ホルモンやヨメナカセ(各250グラム)なども用意。しょうゆやみそをベースにしたオリジナルのたれに漬け込み下味を付けている。

 西山幸則代表取締役がコロナ禍に対応できる業態を模索する中で発案。深夜や早朝に購入する客も多いといい「県内で焼き肉用に特化した自販機はまだないはず。外食を控え自宅で過ごす機会が多くなった人にも、店の味を堪能してほしい」と利用を呼び掛ける。

 岡山県北部の津山市河辺の国道53号沿いにあるガソリンスタンド(GS)にも3月、高級ステーキ肉やウインナー、ライスバーガーを扱う自販機が置かれた。

 黒毛和牛のサーロインステーキ(200グラム、2700円)や混合ホルモン(300グラム、1400円)、津山名物の干し肉(200グラム、1800円)など全7種類を販売。ライスバーガー(1個700円)は電子レンジで温めればすぐに食べられる。

 GSを運営する田中実業(新見市正田)が子会社の牧場(同市)で肥育した和牛を加工。牛肉文化が根付く激戦地・津山で24時間営業できると、話題づくりをにらんで設置を決めた。

 月約10万円の売り上げがあるといい、津山営業所の丸茂了平主任は「GSなら幅広い層の利用が見込める。ハンバーグなどラインアップをさらに充実させたい」と言う。

 特産の和牛・千屋牛肉が有名な新見市の中山精肉店は、千屋牛肉の自販機を店の入り口に設置した。サーロインステーキ(約200グラム、4千円)やカルビ(約170グラム、2千円)のほか、千屋牛肉のコロッケ(5個入り千円)など仕入れに応じた品を販売している。

 特に人気なのは「肉ガチャ」(千円)。何が出てくるかは秘密で、ステーキ肉など“大当たり”も用意しており、若者や献立に迷う主婦らが買い求めているという。

 非接触型販売などを目的にゴールデンウイーク前の4月下旬に導入。定休日の日曜に市内を巡った観光客が購入していくケースも出ている。

 中山富夫社長は「売れ行きは好調で1日に3回補充することもある。状況を見ながら設置場所の拡大を検討したい」と話している。

(まいどなニュース/山陽新聞)

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